「お悔みメールの返信は不要?」
急なお悔みメールが自分のもとに届いたとき、相手方にどのように対応をすればいいのか悩んでしまう事は多いですよね。
返信はした方がいいのか、それともそっとしておくべきか、、デリケートな問題なため悩む方は多いです。
特に最近は電話や手紙などよりも、LINEやメールなどで、上司、取引先の人などから「ビジネス関係者からのお悔みメール」が届く事もあります。
そんな時、、
お悔みメールに返信はしなくてもいいの?
お悔みメールが届いたらどうすればいいの?
相手方に何も伝えなくて大丈夫?
などと悩んでしまう方はとても多いです。
特に目上の人などであればどのように対応をするのがベストなのか尚更悩んでしまいますよね。
という事で今回はお悔みメールが届いたときの対応、お悔やみメールに返信する時に気を付けること、についてなどご紹介をさせて頂きます。
急な訃報が届いてしまいどうしよう?と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
お悔みメールに返信は不要?訃報が届いたときはどうする?
それではまずお悔みメールに返信は不要なのかどうかご紹介をさせて頂きます。
お世話になっている人や友人、親戚、仕事関係の人からお悔みメールが届いたという方は参考にして下さい。
基本的にお悔みメールに返信は必要ありません。
まず基本的にはお悔みのメールが届いた場合に、返信をする必要はありません。
相手の方も訃報を知らせるために一報を入れているだけの事が多く、届いたかどうかなどの返信は求めていない事がほとんどです。
そして、故人が亡くなってから葬儀が終わるまでの2~3日間はとても喪家などは忙しくしています。
そこで返信をしてしまうと、相手の手を煩わせてしまう事にもなってしまいます。
なので、基本的にはお悔みメールにわざわざ返信をする必要はありませんよ。
また、特にお悔みメールは故人宛てよりも大勢の人に一斉送信で送られるケースが多いです。
そのような複数の人に一斉送信をしていたりする場合に一人一人が返信をしてしまうとやはり相手方は大変になってしまいます。
なので、仕事関係の方やお世話になっている人などからお悔みメールが届いた場合には、自分の中で受け取めればよいですよ。
ただ、「どうしても何か気持ちを伝えたい」と感じる方もいますよね。
もし、そのような場合にはお悔み状を送るようにすれば良いですよ。
そもそもお悔みの言葉として「ご愁傷様です」や「お悔み申し上げます」などの言葉がありますよね。
ですが、このようなお悔みを「メールで返す」という事はマナー的に良くないとされています。
ですが、お悔み状などは一般的にお悔みの言葉を伝える事のできる手紙となっています。
なので、そういう場合には郵便にてお悔み状を出せばしっかりと相手方にお悔みの気持ちが届きます。
この場合のお悔み状は長すぎる必要はなく、電報より少し長いくらいで構いません。
正午までに出せば当日、夜中24時までに出された場合は翌日の朝8時以降に相手方の元へ届けられるようになっています。
お悔みメールが届いたらすぐに郵便局で出せば、葬儀前までには余裕をもって間に合うので遅くなってしまうという事もありません。
なので、そのような場合には郵便にてお悔み状を出すようにすれば大丈夫ですよ^^
その後、葬儀などが落ち着いた後にもし弔問に行ける時間があれば弔問に伺えばより良いですよ。
お悔みメールが親しい友達から届いた場合は?
基本的にはお悔みメールに返信をする必要はありませんが、親しい友人や、繋がりの深かった知人などからお悔みメールが届く場合もありますよね。
そのような場合にも返信をしてはいけないのか?と気になってしまう方もいると思います。ですが、
相手方と親しい場合や、個人宛に届いたという場合には返信をしても問題はありません。
前提として、「返信不要」と書かれていたり、一斉送信などをされているお悔みメールには返信は不要です。
ですが、親しい間柄であったり、個人宛てにお悔みメールなどを送る場合もありますよね。
そうした場合には、メールを確認した事や、自分の気持ちなどを簡単に返信をしても問題はありません。
「メール確認しました。心から残念です。大変だと思うけど何でも頼ってください。」などとお返事をすれば大丈夫です。
なんて言葉を返せばいいのか分からない場合には「メール確認しました。心からお悔み申し上げます。」と一言でも問題ないですよ。
ただし、相手が返事が必要になるような文はマナー的にNGです。
なので、簡潔に短い文章に留め、「大変だろうから返信は不要です。」と一言付け加えるなどして返信をするようにしましょう。
くれぐれも、あれこれ聞いたり、疑問形のメールなどは送らないように注意しましょうね。
お悔みメールに返信をする時の例文をご紹介
それではお悔みメールに返信をする時の例文をご紹介させて頂きます。
相手方との関係や状況に合わせて、以下の例文は参考にして下さいね。
突然のことで、とても驚いています。心よりお悔やみを申し上げます。
何かお手伝いできることがあれば、遠慮なく連絡してくださいね。
そしてくれぐれも、無理をしないでください。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
大変な時にご連絡下さり、ありがとうございます。
仕事についてはお気になさらず、落ち着かれましたらご連絡ください。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
お気持ちはいかばかりかと、お慰めの言葉もありません。
ご実家が遠方とのことでご弔問に伺えず、心苦しく存じております。
〇〇様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
※ご返信は不要でございます。
すぐにでも最後のお別れに駆けつけなければならないのですが、伺えず残念です。
このたびは、心よりご冥福をお祈りいたします。
無理をされていないか心配しています。
私にできることがあればいつでも連絡してください。
心よりご冥福をお祈りいたします。
心身ともに大変な時だと存じますがどうぞご無理をなさいませんように。
直接お目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが、メールにて失礼いたします。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
上記の例文は状況に合わせて参考にしてみて下さいね。
もし親しい友人などれあれば自分の言葉で素直に気持ちを伝えればよいですが、基本的にすぐ読めるよう短い文章でメールを送るようにしましょう。
また、会社の人や仕事関係の方には特にしっかりと返信不要の旨を伝え、相手の手を煩わせないよう気遣いを心がけてみて下さいね。
また、突然の訃報で自分の気持ちの整理もつかない場合もあると思います。
そのような場合には、一般的なお悔やみの言葉を伝えるだけでも十分なので、一言「心よりお悔み申し上げます」とお伝えすればよいですよ。
お悔みメールの返信は相手へ負担をかけないようにする
お悔みメールに返信をする場合は、できるだけ相手へ負担をかけないように心がける必要があります。
不幸があったばかりの相手方は心身共に疲労・ショックがありますので、周りの配慮などが必要です。
なので、メールも読むのが大変な長文メールなどではなく、短くすぐ読める文章が望ましいです。
また、返事が必要になるようなメールを送ったり、返事を求めるような文面も避けるようにしましょう。
特に、詮索をしたり、亡くなった理由や病名を聞いたりするなどする事は避けましょう。
そして、メールの件名は相手方がすぐ内容が分かるように「お悔み申し上げます」などと、分かりやすいものにしましょう。
まとめ
お悔やみメールが届いたら返信は必要なのかどうか?についてご紹介させて頂きました。
基本的にビジネス面であったり、大勢の人に一斉送信をしているメールの場合は返信の必要はありません。
また、返信不要を書かれているメールの場合も、返信はしないようにしましょう。
ですが、個人宛に送られたメールであったり、親しい間柄の人などであれば返信をしても問題ありませんよ。
ただ、相手方に返信を求めるメールにはならないように気を付けてみて下さいね。