「履歴書の交通機関の書き方って・・?」
アルバイトやパートの面接を受けるときには必ず書かなければならない履歴書。
その履歴書では 「交通機関」そして「通勤時間」を書くようにされているものがほとんどですよね。
何気なく書いている方も多いこの項目ですが、改めて良い書き方について知りたいという方は多いのではないでしょうか。
履歴書の交通機関の正しい書き方って?
良い評価を受ける書き方ってある?
交通機関を書くときの注意点やポイントは?
などに加え、電車、バス、自家用車、バイク、徒歩の場合などはそれぞれどう書けばいいのか悩みますよね。
という事で今回は履歴書の交通機関の書き方、通勤時間を書く時の注意点についてなどご紹介をさせて頂きます。
履歴書の交通機関の書き方を知りたい!という方は参考にして下さいね!
履歴書に記入する交通機関の正しい書き方
それでは早速、履歴書の交通機関の書き方についてご紹介をさせて頂きますね。
交通機関ごとに書き方を解説しますので、ご自分に当てはまる交通機関を参考にしてみて下さい。
電車で通勤する場合の書き方
都心部の方などに最も多い交通機関としては「電車」がありますね。
JRであったり、地下鉄であったりと通勤に電車を使う方はとても多いと思います。
そこで、電車通勤の場合の書き方は自宅の最寄り駅から会社近くの駅までの通勤経路を記入するようにしましょう。
例えばですが自宅の最寄り駅がJR新宿駅で、勤務地の最寄り駅がJR東京駅だった場合は「電車通勤(JR山手線新宿駅~JR山手線東京駅」と書けばOKです。
乗り換えなどがある場合は「電車通勤(JR総武線船橋駅→JR総武線東京駅→東京メトロ丸の内線池袋駅)」このように記入をしましょう。
最寄り駅から勤務地の最寄り駅まどの路線・経路を省略せずに明記する事で採用担当にも分かりやすく伝わり、相手方の調べる手間が省けます。
なので、出来るだけ路線名など正式名称で書くようにしてみて下さいね。
もし、バスと電車と併用する場合には「バスおよび電車通勤」と記入をし、同じように路線や経路を記入をすれば良いですよ。
最寄り駅まで徒歩や自転車などを利用する場合は「徒歩および電車(〇〇駅~〇〇駅)」や、「自転車および電車(〇〇駅~〇〇駅)」と記入をしましょう。
「電車通勤」のみ記入する方もいますが、面接でも結局聞かれる内容になるのでここで丁寧に書いておくと採用担当に伝えやすくなります。
なので、きちんと具体的に丁寧に記入をしてみて下さいね。
通勤時間は自宅から合計で片道どれほど時間かかかるのか記入をするようにしましょう。
バスで通勤する場合の書き方
電車に次いで多いのが「バス」を利用した通勤経路になります。
バスの場合の書き方は電車と同じで自宅の最寄りにあるバス停から、勤務地の最寄りにあるバス停の名称を書けば良いですよ。
例えば家から一番近くのバス停が池袋駅東口で、勤務地のバス停が赤羽駅東口であった場合は「バス(池袋駅東口~赤羽駅東口)」と書くようにします。
自転車などと組み合わせる場合には「自転車およびバス(池袋駅東口~赤羽駅東口)」と記入をすればOKです。
ここでもしっかり最寄りのバス停の名前などを記入する事で、相手方が調べる手間を省くことができます。
「バス通勤」のみ記入する方もいますが、できるだけ詳細に書くように心がけてみて下さいね。
通勤時間は自宅から合計で片道どれほど時間かかかるのか記入をするようにしましょう。
自転車で通勤する場合の書き方
自転車を使って勤務地へ通勤したいという方も多くいらっしゃいますよね。
交通機関で自分の自転車を使う場合にはシンプルに「自転車」と記入をするようにしましょう。
自転車通勤は交通費の支給が必要ない事や、会社と自宅の距離が短い事をアピールする事ができ、採用が有利になるケースが多いです。
また、交通費をもらうためにあえて電車やバスと書く人も多い中、正直に自転車通勤と書く事は採用側にとっても印象が良くなります。
なので、自転車通勤の場合はしっかり履歴書にその旨を書くようにしてみて下さいね。
通勤時間は自宅から勤務地までのおおよその片道の時間を記入すればOKです。
自家用車で通勤する場合の書き方
自家用車で通勤をされるという方もとても多くいらっしゃると思いますので書き方をご紹介します。
自宅から勤務地まで車のみで通勤をする場合は「自家用車」と記入をするようにしましょう。
もし、自宅から最寄り駅付近まで車で向かい、そこから電車などの交通機関を使用する場合は最寄り駅から勤務地までに使用する電車の区間などを記入します。
「自家用車および電車通勤(〇〇駅~〇〇駅」とこのように記入をすればOKですよ。
通勤時間は渋滞の可能性なども考慮しつつ片道にかかる平均的な時間を記入するようにしましょう。
電車やバスと併用する場合には自宅から合計でどれほど時間がかかるのか記入をするようにしてみて下さいね。
ただし、マイカー通勤可としているかどうかは会社によっても違うため、事前に調べておく必要があります。
駐車場を確保する必要などもありますので、しっかり確認をしておきましょう。
徒歩で通勤する場合の書き方
交通機関を使わずに徒歩で通勤をする方も多くいらっしゃると思います。
徒歩で勤務先まで通勤が可能な場合は「徒歩」と記入をすればOKです。
何も記入をしないというのは印象も良くないので、必ず徒歩でも記入をするようにしましょう。
また、自転車と同じ理由で相手方にアピールできる点も多くありますので、徒歩の場合もしっかりと書きこんでおくようにしましょう。
ですが、もし自転車通勤が可能な場合は自転車の方をデフォルトの交通機関にする方が望ましいです。
なぜかというと、通勤時間はより短い方が良いという事と、より負担が少ない方の交通機関を選ぶ方がいいからなんですね。
なので、自転車でも行ける、という場合には自転車通勤を選ぶようにしてみて下さいね。
徒歩の場合の通勤時間は通常歩いてかかる片道の時間を記入すればOKですよ。
バイクや原付で通勤する場合の書き方
バイクや原付を持っている方は、マイバイクで通勤をしたい!という方も多いですよね。
交通機関として履歴書にバイクや原付を書き込む場合はバイクの種類・免許などを具体的に書くようにしましょう。
例えば、小型バイクであれば「普通自動二輪車(小型)」になります。
普通二輪であれば「普通自動二輪車免許」、大型二輪であれば「大型自動二輪車免許」と記入をします。
原付バイクの場合もバイク、原付などと略称ではなく「原動機付き自転車」と正式名称をしっかり書くようにしましょう。
原チャと略したり、間違えてバイクの種類を長々と書かないように注意してくださいね。
通勤時間は自宅から勤務地までの片道の時間を記入するようにしましょう。
履歴書に交通機関を書く理由はどうして?何を見られる?
履歴書に交通機関や通勤時間を記入する事は必須です。
ですが、履歴書の交通機関などはなぜ書く必要があるのか?採用担当はどこを見ているのか?など気になりますよね。
という事で、履歴書の交通機関を書く理由や、採用担当者がチェックしている部分をご紹介させて頂きます。
通勤距離・通勤時間が長すぎないかどうか
まず1つ目に、採用担当者は通勤にかかる負担や会社から遠すぎないかどうかなどをチェックします。
なぜなら、もし入社をしたら応募者はほぼ毎日自宅と会社の間を行き来しなければなりませんよね。
そこで、通勤時間や通勤距離が長すぎると応募者の時間的な負担、体力的な負担が大きくなってしまいます。
そうすると、通勤による疲れで仕事中の怠慢、ミス、遅刻、居眠りなど業務に支障が出やすくなる可能性を心配します。
その他に、「会社で緊急事態だから今すぐきて!」なんて時も遠ければすぐに駆けつける事ができませんよね。
なので、まず第一に会社まで通いやすいかどうか、応募者は長期的に負担なく会社まで通えるかどうかをチェックしています。
ですので、通勤時間は短いにこした事はありません。
なので、通勤経路が1つではなく2つ、3つ、とある場合は最も通勤距離・通勤時間が短いものを選んで記入するようにしてみて下さいね。
一般的に1時間を超えてくると「応募者に負担があるのでは?」と思う企業が多いです。
なので、どうしても通勤時間が長くなってしまうという時は「現職でも同様の通勤時間ですが、業務に支障はありません」とはっきり伝えるなどしてみて下さいね。
通勤にかかる交通費について
一般的に、通勤でかかる交通費は勤め先の会社側が負担するようになっています。
全額負担であったり、一部支給であったりと会社によって差はありますが、それでも日本企業の多くは交通費負担をしていますよね。
そこで、採用担当者は通勤距離などから交通費を予想し、会社が負担する交通費が高くなりすぎないかどうかをチェックしています。
あまりにも交通費のコストがかかってしまう応募者だと、企業側も人件費に使える予算など限られていますから採用できかねますよね。
出来るだけ交通費などのコストを安く抑えたいと企業側は考えていますので、履歴書に記入するものも最も安く合理的な交通機関にしましょう。
履歴書に交通機関・通勤時間を書くときの注意点
履歴書の交通機関、通勤時間を書くときの注意点についてご紹介させて頂きます。
間違えやすいミスなどありますので、こちらも参考にしてみて下さいね。
履歴書の通勤時間は5分単位で書くようにする
履歴書に記入する通勤時間は5分単位で書くようにしましょう。
なので、通勤にかかる時間が11分なら10分、37分なら40分など四捨五入をして時間を記入しましょう。
よく「20分~30分」と曖昧な書き方をしてしまう方もいますが、これは分かりにくく良くありません。
はっきりと通勤にかかる時間を具体的に記入するようにして下さいね。
また、60分以上かかる場合は80分などではなく1時間20分という記入になります。
履歴書の記入欄は「時間」と「分」と分けられているものがほとんどなので、こちらも間違えないように気を付けて下さいね。
履歴書の通勤時間は片道で書くようにする
履歴書に記入する通勤時間は必ず片道でかかる時間を書くようにしましょう。
たまに間違えて往復でかかる時間を書いてしまう方がいますが、正しくは片道でかかる通勤時間になります。
往復で記入をしてしまうと通常よりも2倍も時間がかかり、採用にも不利になりますので気を付けて下さいね。
徒歩やマイカー通勤の場合も同様ですので、間違えず片道の時間を書くようにしましょう。
交通機関は最短距離のものを選ぶようにする
また、履歴書に記入する交通機関・通勤時間は最短距離のものを選ぶようにしましょう。
なぜなら、先ほど説明したように交通機関や通勤距離は採用にも影響があるためになります。
時間がかかる交通手段を選んでしまったり、必要以上に交通費がかかる交通機関を選ぶことは良くありません。
会社側も最も安く早く合理的に着く手段を知りたいと思っているので、最短距離のものを書くようにしましょう。
不適切な交通機関・通勤時間を書かないようにする
履歴書の交通機関や通勤時間を記入する時に不正をしたり、不適切なものは書かないようにしましょう。
「このくらいでいいや」と通勤時間を適当に書いたり、交通手段を適当に記入したりすることは良くありません。
しっかり事前に調べて適正なものを書くようにして下さいね。
また、交通費を多くもらうためにわざとお金がかかる交通機関で記入する人もいますが、後々に会社とのトラブルの原因になります。
そのような事はせず、正しい交通機関・通勤時間を書くようにして下さいね^^
まとめ
履歴書の交通機関・通勤時間の書き方や注意点についてご紹介させて頂きました。
徒歩、自転車、自家用車、バイクなどの場合もしっかりと履歴書に記入をするようにしてくださいね。
また、バスや電車を利用する場合には路線名や駅名などできるだけ正確に書くようにしましょう。
また、通勤時間・交通機関は最短距離で、最も合理的なものを書くように気を付け、往復ではなく片道で計算をして下さいね。
もしかかる時間が中途半端だった場合には四捨五入をして5分単位で書くようにしましょう!