「お線香は何本供えるのが正しいの?」

 

故人が亡くなって仏様となってからは、家族は仏壇やお墓にお線香をお供えしますよね。

 

お通夜、告別式、初七日、四十九日、一周忌にお彼岸、お盆、と普段のお参りから法要まで様々な場面でお線香をお供えします。

 

ですが束で供える事もあれば1本を折ってから2本供える事もあったり人によっても供える本数は様々です。そこで

 

お線香は本来何本供えるの?

四十九日過ぎてからは?

お墓参りの場合は一人2本?

 

などと線香の本数について疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

 

これから年齢を重ねるにつれてお線香を供える機会は増えてきますし、正しい本数について知っておきたい方も多いと思います。

 

という事で今回は四十九日までの線香の本数や、普段のお参りの時の線香の本数などをご紹介させて頂きたいと思います。

 

お線香の本数は何本が正しいの?と気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

線香は何本供えるのが正しいの?仏壇に供える本数は?

それでは早速、線香の本数について何本が正しいのかご紹介させて頂きます。

 

まず初めに四十九日の法要が終えた後普段のお参りの本数についてご紹介をさせて頂きますね。

 

 

仏壇に供える線香の本数は宗派によって異なりますが1本~2本が最も一般的です。

 

 

まず、基本的にお仏壇に供える線香の本数は同じ仏教でも宗派によって異なります。

 

なぜかというと、そもそも「線香」というものが日本に古くからあるものではないからなんですね。

 

インドや中国などでは古くからありましたが日本に普及したのは江戸時代後期の事で、ごく最近の事なのです。

 

ですが、その頃の日本では既に仏教も宗派が50個以上と数多く分かれていました。

 

ですので、そこで「線香を先祖に対してどう使っていこうか?」という事は各宗派ごとに独自に決めていったのです。

 

そういった経緯から線香を供える正式な本数というのは宗派によって異なるようになっています。

 

1本だったり、3本だったり、折って寝かせたり、火を付けなかったり、、と様々なパターンがあるんですね。

線香の本数は2本が最も多い?宗派ごとの数を解説!

線香の正式な本数は宗派によって違い、その宗派も細かく分けると50以上に分かれています。

 

ですが、基本的に多くは以下の宗派に当てはまります。

 

 

1.浄土宗 ⇒1本の場合もあれば2本の場合もあり、特に決まりはない。

 

2.浄土真宗⇒1本を2つに折り、2本にする。(火の付いてる方を左にして香炉の中で横に寝かせる)

 

3.真言宗 ⇒3本(火をつけ自分側に1本、仏壇側に2本立て、香炉の中で逆三角形になるようにする)

 

4.日蓮宗 ⇒1本(香炉の真ん中に火をつけて立てる)

 

5.天台宗 ⇒3本(火をつけ自分側に1本、仏壇側に2本立て、香炉の中で逆三角形になるようにする)

 

6.臨済宗、曹洞宗 ⇒1本(香炉の真ん中に火をつけて立てる)

 

このような感じとなっていますね。

 

そこで、現代の日本では浄土宗、浄土真宗、真言宗が多くを占めています。(もちろんそうでない方もいらっしゃいます)

 

なので線香の数は1本~2本が日本では最も一般的となっていますね。

 

また、特に多いのが浄土宗になるのですが、この宗派は書いてある通り線香の本数に決まりがありません。

 

なので、代々ご先祖様が帰依している菩提寺が浄土宗であった場合は、特に気にせずに線香を供えてもよいです。

 

なので、基本的に普段のお参りではお仏壇に1~2本ほど供えれば良いですね。

 

ただ、宗派も大事ですが多くの人が参列する法要などでは周りの方の事(TPO)を考える事も必要となってきます。

 

例えば、多くの人ががお線香を立てるのに香炉が小さい場合、一人が2本、3本と立ててしまうと香炉が線香でいっぱいになってしまいますよね。

 

そうなると、あとに線香を立てる人が立てづらくなってしまいます。

 

なので、そうした場合などは決まりにこだわらず、本来は故人を悼む気持ちの方が大事なので、気持ちとして1本供えればよいですね。

線香は四十九日前まではどの宗派も1本だけがマナー

宗派によって供える線香の本数は違いますが、それは四十九日の法要を終えた後になります。

 

次に四十九日前までの線香の本数についてご紹介させて頂きますね。

 

 

四十九日が終わるまではどの宗派も線香は1本だけ立てる事がマナーです。

 

 

なぜかというと、四十九日を終えるまでは亡くなった故人を天国へ導く役目を線香の煙がしているとされています。

 

そこで、線香を2本立ててしまい煙が2つに立ってしまうと、道が2本と分かれてしまうんですね。

 

そうなると、亡くなった故人がどちらの道へ行けばよいのかと迷ってしまい天国まで行けなくなってしまうからなんです。

 

なので、四十九日の法要が終わるまではどの宗派も必ず線香の数は1本という風に決まっています。

 

ですので、お通夜、告別式、初七日、四十九日など、四十九日の法要が終わるまでは線香の本数は1本だけ立てるようにしましょう。

 

ですが、四十九日が終われば故人は天国へ旅立つため、もう道しるべは必要ありません。

 

そうなったら以降は本数に制限はないため、自分の宗派に合わせて好きなように立てるようにすればよいですよ。

 

普段の仏壇に供える本数や、一周忌、三周忌などの法要では宗派に合わせればよいという事ですね^^

お墓参りの時のお線香の本数は何本?

それでは次にお墓参りの際の線香の本数についてご紹介させて頂きますね。

 

お墓参りでは束で供えるのか、分けて供えればいいのか・・と気になってしまう方は参考にしてみて下さいね。

 

 

お墓参りで供える線香の本数には特に決まりはありません。

 

 

お墓参りで供える線香の本数は特に決まりなどはありません。

 

束でお供えしても構いませんし、他の参列者と分けてお供えをしても大丈夫です。

 

四十九日よりも前の場合は必ず1本にする必要がありますが、それ以降の場合は本数に制限はありません。

 

基本的には、普段お仏壇に供えるようにお供えをすればよいので、気になる場合は宗派ごとの本数に合わせればよいですよ。

 

もしくは、地域性や風習なども関わってきますので、お家の方に確認を取ってみる事もよいでしょう。

 

四十九日の法要さえ終えていれば本数はあまり難しく考える必要はないので、その場に合わせてお参りをするようにしてみて下さいね。

まとめ

お線香は何本供えるのが正しいのか?についてご紹介をさせて頂きました。

まず、四十九日の法要が終わるまでの間はご先祖様が道に迷わないように1本にします。

通夜も葬儀も仏壇へのお参りも必ず1本という事ですね。

次に、49日の法事が終わった後は宗派や家の習わしに沿って、お供えをすれば大丈夫です。

2本だったり、3本だったり、線香を折ったりと色々とやり方はありますが、それに合わせてお供えをすれば大丈夫ですよ。^^