「友達の親が病気の時にかける言葉って?」
友達の家族・親が重い病気にかかってしまった時、なんて声をかければいいのか分からななくなってしまう方は多いのではないでしょうか。
励まして元気づけたいけど、失言がでもしてしまったら・・と思うと何を話せばいいのか分からなくなってしまいますよね。
最悪の場合も考えられるときなどは安易に「早く治るといいね」なんて言葉もなかなか言えません。
そこで
相手になんて言葉をかければいいの?
励ましたい時はどうすればいいの?
最悪の事も考えられる場合は?
このように悩んでしまう方はとても多いと思います。
わたし自身も家族が闘病中の時は周りに色々と助けてもらいましたが、言われて傷ついた言葉などもありました^^;
という事で今回は友達の親が病気の時の対処法、かける言葉や気を付ける事などご紹介させて頂きます。
ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
友達の親が病気の時になんてを言葉かけたらいい?
それでは友達の親が病気の時にはなんて声をかければよいのかご紹介させて頂きます。
励ましたけどどうすればいいか分からないという方は参考にしてみて下さいね。
「何もできないけど、、、なんでも相談してね」
「いつでも話を聞くから、連絡してね」
「何も私には出来ないけど、いつもお祈りしているよ」
このように短い言葉で、「いつでも話を聞くよ」というような言葉をかけてあげるようにしましょう。
闘病中や看病中の方はとても孤独で、心細さを常に抱えています。
そこで、「いつでも力になるよ、一人じゃないよ」という声をかけてもらえるととても心強くなります。
また、だらだらと長い自分の話ばかり聞かさせるより、「誰かに話したい」と考えている方がほとんどです。
なので、「声をかける」というより「話を聞いてあげる」という風に意識をしてみて下さいね。
言葉をかけたい時は素直に思っている事を伝えよう
友達の大切な人が病気などになってしまった時は、何か声をかけてあげたくなると思います。
相談などを聞くとなると、何か言葉を返してあげなくてはならないですよね。
言葉をかけたい時は素直に自分が思っている事を伝えるようにしましょう。
友人や大切な人の家族が重い病にかかってしまった時、なんて声をかければいいのか悩む方はとても多いですよね。
なんとか励ましたいと考えたり、前向きになれるような言葉をかけてあげたいと思います。
ですが、家族を亡くすかもしれないという辛さや、介護、看病の大変さなどは当人たちだけにしか分からないものが多くあります。
そこで、患者の家族も嘘や思っていない事を言われたくはありませんし、何か気の利いた言葉を言ってほしいとも思ってはいません。
なので、むりに何か励まそうとしたり言葉をかけようとするよりも心から思っている事を素直にそのまま伝える事が一番相手に気持ちも伝わります。
ですので、素直に友達に伝えたい自分の気持ちを伝える事が一番おすすめですよ。
また、その言葉をかける時にむりに元気づけようとする必要もありません。
「元気付ける」という事とは無関係に自分の自然な思いや友達に対して思う素直な気持ちを伝える事の方が大切になります。
なぜなら「元気付けよう」と意識をしてしまうと、結局は思ってもない事を言ってしまうという事になります。
ですが、患者の家族は「励ましてほしい」「元気づけてほしい」とは思ってはいません。
多くの方はただ話を聞いて寄り添ってほしいだけという場合がほとんどです。
なので、難しく考えすぎるよりも、素直に相手に思う事を伝えるようにしましょう。
ちなみに、数年前に私の祖母が末期がんだった時、友達は何も言わずずっと朝までひたすら話を聞いてくれていました。
何を言うわけでもないですが、ウンウンと朝まで長電話を付き合ったりしてくれていました。
そのように寄り添ってくれるだけで、何も言わず最後は「じゃあ切るね」の一言だけでしたが、心細い時期なので心強くなりましたね。
なので、本気で心配して「なんでも言ってね」と言ってくれるだけでもとても嬉しいものなので、難しく考えすぎないようにしてみて下さい。
家族が病気の人を励ましたい時に気を付けるポイント
次に家族が病気の人を励ましたい時に気を付けるポイントなどをご紹介させて頂きます。
何か声をかけてあげたいな、と思っている方は参考にしてみて下さいね。
家族が病気の人を励ましたい時は「聞き手」になるように意識してみましょう。
友達の家族が病気になってしまった時や、入院すると聞いたとき、もう先が長くないと聞いた時に多くの人は「なんて言えばいいんだろう」と悩みます。
そして「なんとか元気づけてあげないと」と思い込みがちです。
なのですが、ほとんどの場合患者さんの家族は「話を聞いてくれる相手」を必要としています。
闘病している家族を支えたり、余命宣告などをされた後の生活はとてもストレスを抱えるものだからです。
なので、寄り添わせてくれたり、心ゆくまで話を聞いてくれる「聞き手」を必要としています。
実質、悩みを抱えている人というのはこちらが回答をしても、また同じ悩みの話をくり返してする傾向があります。
なので、こちらが何か声をかけてあげるというより「なんでも話しを聞くから言ってね」と一言だけ伝え、あとは話を聞くようにしてあげてみて下さい。
そうして患者の家族も心のストレスをため込まず吐き出す事で、気持ちを軽くすることができますよ。
また、病人の方々の口コミでは「何も言われたくない」「言葉がない方が嬉しい」という方が半数でした。
何よりも「聞く事」と「共感する事」が求められていますので、そういった事を心がけてみるといいですね。
言葉をかけるよりお花やお菓子などで喜ぶ方も多い
ご家族が病気になってしまった時、何て声をかければいいか困るという方は多いですよね。
そういった「言葉」で気遣ったり、よく話を聞いてあげる事も患者家族にとっては励みになりますが、他にも
お花やお菓子の贈り物など、ちょっとした心遣いも喜ばれるものとしてあります。
高価なものでなくてよいので、庭で取れた果物や、庭で咲いた花などそういったもので構いません。
そういったちょっとした心遣いなどがあると、患者家族などの励みになりますよ。
わたし自身も祖母の看病で付きっきりの時に、近所の子がお花を持ってきてくれたことがありとても嬉しかったですね^^
わざわざ自分たちのために時間を割いて花を買ってきてくれたのか、と思うと気持ちが安らぎましたよ。
祖母は慕われてたんだな~という気持ちにもなりましたし、正直、色々と励まされるよりもうれしかったです^^;
なので、言葉が見つからないという方はお花やお菓子などをお見舞いするのもとても良いですよ。
もし、重病の患者さんですと固形物を食べられない方も多くいるので、そういった方には紅茶やハーブティなどが喜ばれますね。
特にリラックス効果のあるカモミールティーは重病の方や妊婦さんなどに送ると喜ばれるため、お見舞い品に迷った時にはわたしも重宝しています^^
スーパーや通販サイトなどにある安価なものでも十分美味しいので、もし何を送ればいいか迷ったら参考にしてみて下さいね。
まとめ
友達の親や身内が病気になった時にはなんて声をかければよいのかご紹介させて頂きました。
何よりも、「話を聞いてほしい」と患者家族の方々は思っているので、聞き手に徹するようにしてあげましょう。
また、何か言葉をかける時は聞く方が疲れないよう短い言葉にして、素直に自分の気持ちを伝えるようにしてみて下さいね。
もし、何と言えばいいのか分からないときはお花やお見舞い品などでも気持ちは伝わるので、そうしたものも検討してみて下さいね。