「四十九日にデートや遊びに行くのって良くないの?」
まだ故人の魂があの世とこの世をさまよっているとされている四十九日。
忌中とも言いますが、この期間は亡くなった故人をの事を悼み、なるべく派手な行いは慎む期間とされています。
ですが、前から気になる彼とデートに行く約束をしていたり、遊びに行く約束をして楽しみにしていたのに・・・
なんていう方も多くいらっしゃいますね。そこで、
忌中の彼とデートに行くのは控えるべき?
2人で遊びに行くのは不謹慎?
今回は行かない方が良いのかな?
などと悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。
遊びに行くのはすごく楽しみにしていたけど、でも断った方が彼のためになるのかな?と、気持ちが揺れ動きますよね。
わたし自身も過去に同じような事があった時はとても迷いました^^;
という事で今回は四十九日にデートに行くのは良いのか、四十九日の過ごし方についてなどご紹介させて頂きますね。
四十九日にデートをしたり遊びに行くのは控えるべき?
それでは早速四十九にデートをしたり遊びに行くのは控えた方がいいのかどうかお話しさせて頂きますね。
彼氏や彼女と約束をしていたけどどうしよう・・と悩んでいる方は参考にして下さいね。
四十九日に食事程度のデートをする事は問題ありませんよ!
まず、忌中にデートをしたり遊びに行く事が悪いという習わしや、決まりなどはありません。
なので、彼の気持ちが遊びに行く事に前向きであれば予定通りデートへ行っても何も問題はありませんよ^^
ただ基本的に、四十九日の間はお祝い事やおめでたい事などは避けた方が良いとされています。
例えば、結婚式であったりお誕生日会であったり、おめでたい行事などですね。
こういった場所へはできるだけ四十九日の法要が終わってから参加する方が望ましいです。
まだ四十九日の間は亡くなった身内の魂がこの世にいるとされていますし、仏教では故人を悼む期間とされているからです。
ですが、普通の暮らしの中にあるお出かけやデートなどは特に問題はありませんよ。
葬儀から何日か経っているのであれば、連絡を取ってみて、そこで軽い食事へ誘ってみる程度なら何も問題はありません。
なので、四十九日にデートへ行くかどうかは彼(彼女)の気持ち次第という事になりますね。
ですので、聞きづらいかもしれませんが、メールか電話などで彼の気持ちなどを確認してみましょう。
「大変だったね、大丈夫?私でよければ話はいつでも聞くし、なんでも頼ってね。」
「〇日はどうする?あなたが行きたいなら行くけど、今は大変だと思うから無理をしなくて大丈夫だよ。」
とこんな風に彼に連絡を取りつつ、彼の気持ちを確認してみるようにしましょう。
もし彼が故人を悼んで過ごす事を優先したければ、その場合は彼(彼女)の気持ちを考えてデートの延期などをした方がいいですね。
ですが、彼(彼女)が約束通りにデートへ行きたいという気持ちがあれば、その時は一緒に遊びに行けばよいでしょう。
誰かに聞いてほしい話がある場合もありますし、遊びに行く事が気分転換になる場合もありますのでね。
ちなみに、私は祖母が亡くなった時は四十九日はとても遊ぶ気持ちにはなれませんでした^^;
まだお骨も家にある状態だったので、長く家を空ける事にも少し抵抗がありましたね(;´Д`)
ですがこれは故人と彼(彼女)がどのくらい仲が深かったかにもよります。
故人との繋がりが浅い場合だと、何もなかったように過ごす方もとても多いです。
ですので、まずは相手に連絡をとり気持ちや状況などを聞いてみるようにしましょう!
自分の身内に不幸があった場合のデートはどうする?
自分の身内に不幸があった場合は四十九日にどのように動けばいいのか悩んでしまいますよね。
家族や近しい親戚が亡くなってしまい自分が喪中の場合はデートをしてもよいのかご紹介をさせて頂きます。
派手な遊びなどでなければ遊びに行っても問題ありませんよ。
もし例えば自分の身内に不幸があった場合ですが、その時もお祝い事など派手な遊びでなければ四十九日に遊びに行っても問題はありません。
そもそも、なぜ四十九日は派手な遊びを慎むのかというと、あまり楽しい事や派手な事をしていると故人がこちらに未練を感じ、旅立てないからと言われています。
なので、お祝い事や旅行などが既に決まってしまった場合は一般的に一周忌までには喪中という事で自粛や延期をされる方が多いんです。
ですが、宗教的な事になりますので人によって価値観も様々になってきます。
なので、法要がしっかりと行え、自分や身内の方がそれでいいとしているなら、遊びに行っても問題はないでしょう。
ただこの時に、故人と同居をしていた場合には泊まりなどの旅行は延期を検討した方がいい事もあります。
なぜかというと、四十九日の間には急に家までお線香をあげに来て下さる方もまだ多くいらっしゃるからです。
遠方からお線香をあげに来たのに家に誰もいなかった、となると申し訳ないですよね。
また、先祖となる故人が私達が遊びに行く事をとがめる事はないでしょうが、世間体なども地域によってはあります。
あのお家の人は家族が亡くなったばかりなのに旅行へ行ってるわ、なんていう風に良く思われない方もいます。
ですので、同居をしていた場合は日帰りで行けるようなデートや遊び程度に留めておくか、外泊は家族と話し合って行くようにしましょう。
四十九日の間に避けた方が良い事って?
四十九日の間は、派手な遊びや行動は慎む期間と古くから日本では習わしとしてあります。
そこで、具体的に四十九日の間に避けた方が良い事はどんな事があるのか気になる方もいますよね。
具体的に四十九日も間にはしない方が良い事などをご紹介させて頂きます。
その1.お正月のお祝い
四十九日の間にお正月など年末年始のお祝い事がある場合は避けた方が良いよされています。
なぜかというと、お正月はおめでたい行事になりますが、四十九日の間は故人を悼む期間でおめでたい期間などではないからですね。
なので、門松やしめ縄などといった「お正月飾り」なども飾らないようにします。
そして年賀状を送る事も避け、変わりに喪中はがきなどを送る事がマナーとされています。
その2.神社へ参拝する事
四十九日の間には神社への参拝を避ける事もマナーとされています。
なぜかというと、神社は神道にあたりますが神道では人の死を穢れたものとして考えられています。
なので、忌中の方が神様のいる神社へ参拝しに行く事は「穢れを持ち込む」という風にされているんですね。
四十九日の法要が終われば、参拝は可能とされていますので、忌中の間の参拝は避けるようにしましょう。
その3.華やかな席への出席
また四十九日の間は結婚式など華やかな席への出席も辞退する事が一般的となっています。
自分の結婚式なども喪が明ける一周忌までは、行わない方が良いとされています。
これについては、忌中は故人を悼み慎ましく過ごす期間である他に、法要などで忙しく結婚の準備などが大変になってしまうからなんですね。
なので、出来る限り結婚式などおめでたい行事は避けるべきとされています。
また、知人の結婚時期の出席なども控えた方が良いとされています。
なぜかというと、結婚式などのおめでたい席に「忌中」や「喪中」などの人が参加する事は祝い事に水を差す事になってしまうからなんですね。
ですので、結婚式を含めその他宴会やパーティなどもできる限り参加は控えた方が良いと考えられています。
まとめ
四十九日にデートへ行っても問題はないのかご紹介させて頂きました。
基本的に祝い事やお祭り、パーティなど派手な遊びは慎む期間ではありますが、暮らしの中にある普通のお出かけ程度なら問題はありません。
なので、約束をしていたのならまずは相手にどうしたいか確認をしてみて下さいね。
こういった時に誰かと食事へ出かけたり、話をする事はとても気分転換にもなりますからね^^