「お通夜は亡くなってから何日後にやるの?」

 

家族や身内が亡くなってしまった時に最後のお別れの儀式として行う、お通夜やお葬儀。

 

2~3日間に渡って行われるこの仏事ですが、儀式の数も多くいつに何をやるのかよく分からないという方も多いですよね。

 

お通夜、精進落とし、告別式、火葬、納骨、葬儀、お焼香、、私も昔は何が何だかよく分かりませんでした^^;

 

お通夜は何日後にやるの?

お葬式は何日目にやるの?

 

などなど特にお通夜って亡くなってから何日後にするものなのか分かりにくかったのを覚えています。

 

今では何回か葬儀にも参列してきた為、流れなど分かってきましたが、日常的にあるものではないので分からない方の方が多いですよね。

 

という事で今回はお通夜は何日後なのか、お葬式はいつやるのか、などご紹介させて頂きます。

 

お葬儀についてよく分からないという方はぜひ参考にして下さいね^^

お通夜は亡くなってから何日後にやるの?

それではまず、お通夜は故人が亡くなってから何日後に行うのかご紹介させて頂きますね。

 

何日目だったけ?と分からなくなってしまった方は参考にして下さいね。

 

 

お通夜は基本的には亡くなった次の日に行います。

 

 

なので、今日誰かが亡くなってしまった場合には明日の夜にお通夜を行うという事になりますね。

 

基本的には亡くなった次の日の夜に行うものとなっています。

 

ですがこれは「一般的には」というものであって、本来はお通夜に何日目に行うという決まりはありません。

 

本来お通夜遺族の都合、葬儀屋の都合、お寺の都合などによってお通夜、葬儀、火葬の日程を組み決めていきます。

 

ですが何日もご遺体をそのままにしておくという事は良くない為、最も多いのは亡くなった翌日にお通夜を行い、亡くなった翌々日にお葬儀をするという流れになります。

お通夜をするには4つの条件を満たす必要がある

基本的にお通夜は亡くなった日の翌日の夜にするものとなっています。

 

ですが、遺族の都合、葬儀屋の都合、お寺の都合などによって何日後に行うかは変わってくるのですが、その条件が以下になります、

 

 

お通夜を行う為には以下の4つ条件を満たしている必要があります。

 

条件1.通夜葬儀場所の予約ができる事

条件2.火葬の予約ができる事

条件3.僧侶の手配ができる事

条件4.個人の実子など参列者が参加できる事(喪家の希望)

 

このように複数の条件を満たしていて初めて、お通夜が執り行われるという事なんですね。

 

葬儀場の予約が出来なければお通夜はできませんし、予約はできても喪家の都合が悪ければそれも困ってしまいますよね。

 

なので、このような条件を満たせる、折り合いの付く日を喪主と葬儀屋で相談をして決めて、日程を組んでいきます。

 

お坊さんの手配ができても、葬儀会場や火葬場が予約できなければ日程は決められませんし、その逆も然りです。

 

意外に、お通夜の日にちを決めるのは大変という事になりますね。

 

そして、ここでの話し合いにてまず葬儀・火葬の日を決め、そしてその後にお通夜の日も決まる、という流れとなっています。

 

特に現在では火葬場の予約が最優先となりますので、火葬場が休日の前日にお通夜を行うという事もできません。

 

喪家側の都合などもありますし、全て考慮して葬儀屋さんと話し合って決めていくという風になっています。

 

なので、特に問題がなければ翌日に通夜となりますが、条件が満たせれなければ日にちが前後する事もあります。

 

特に都会では人口も多い為、中々条件が満たせずに翌日に行えない事も現在ではよくあるんですね。

お通夜が7日後になったというケースもある!?

お通夜や葬儀をするためには幾つか条件を満たす必要があります。

 

ですが、その条件が満たせれなかったりしてお通夜が7日後となってしまったケースもあります^^;

 

これは私の友達の話ですがお父さんが大晦日に亡くなってしまい、七草空けの1月8日に通夜をしたそうです。

 

なので、亡くなってから7日後にお通夜をしたという事なんですね。

 

7日間も個人のご遺体がお家にあると思うとなんだか不思議な感じがしますよね。

 

ただ、この7日後にお通夜というのは決して珍しい事ではないんです。

 

なぜかというと、葬儀屋さんは基本的に12月30日~1月4日辺りまでお休みとしています。

 

そこで、営業自体は1月3日や4日から開始しているのですが、世間は基本的に1月7日までは松の内ですよね。

 

祝賀ムードの時にお通夜に参列して頂くのも中々気が引ける・・という方が多いです。

 

なので、その場合は七草空けの1月8日などにお通夜をして、その次の日に火葬・葬儀とするという方が多くいらっしゃるんですね。

 

このように、年末年始などの都合で日にちが大きく変わるという事もよくあるんですね。

暦注が友引の場合はお通夜ができない?

基本的にお通夜の日にちに土日・祝日などはあまり関係はしてきません。

 

ですが、「友引」など暦注による関係でお通夜の日にちが変わる事もあります。

 

日本では、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口という6つの曜からなる「六曜」よいう暦注があります。

 

その日の運勢などについて示されたものになります。

 

その中の「友引」というのは文字通り「友を引く日」と言われています。

 

結婚式などのおめでたい日には吉日になるのですが、葬儀などには向かない凶日とされています。

 

なので、お通夜・葬儀ともにカレンダーの友引を避けて行う事が現在の風習となっています。

 

ちなみに、私自身の祖母が亡くなった時は本来ならお通夜を行う亡くなった日の翌日が「友引」でした。

 

なので、葬儀屋さんも友引は避けましょうとの事だったので、1日飛ばして、亡くなった翌々日にお通夜となりましたね^^

 

このような暦もお通夜の日程には関わってきますので、葬儀会場の事も考えると翌日にお通夜をするというのも簡単ではないのです。

早朝や亡くなった場合は当日にお通夜をする事もできる

基本的にお通夜は亡くなった日の翌日に行います。

 

ですが、早朝や夕方などに亡くなった場合はどうなるか気になる方もいらっしゃいますよね。

 

 

早朝や夜中に亡くなった場合は当日にお通夜を行う事もできます。

 

 

早朝や夜中に亡くなった場合は、遺族の意向があれば1日前倒しをして当日にお通夜を行う事もできます。

 

目安としては、お昼の12時頃までならその日の通夜ができない事もありません。

 

葬儀会場、住職、火葬などの手配ができれば可能になります。

 

ですが、当日の通夜となると色々な兼ね合いや準備で喪主家側がどうしても忙しくなってしまいます。

 

また、親族が県外在住であったり遠方だと、お通夜に間に合わなかったり、日程の調整を付ける事も難しくなってきてしまいます。

 

なので、特に理由がなければ夜中や早朝に亡くなったとしても、当日は身内のみで行う仮通夜をし、翌日以降にお通夜を行う事が一般的ですね。

 

当日にお通夜を行う理由としては、例えば亡くなった日からみて明後日が「友引」だと葬儀・火葬ができません。

 

葬儀・火葬ができないとお通夜もできないので、日程を2日間遅らせなければならなくなってしまいます。

 

そうなってしまう場合に喪主側にとって都合が悪ければ、何とか当日にお通夜を行う場合もあります。

 

また、やむを得ない事情などで遺体の損傷などがあり、1日でも早く葬儀を終わらせたいという場合は当日にお通夜をするという事もあります。

 

このように様々なケースがあるため、「お通や何日後」と一概にも言えないというのがありますね。^^

まとめ

今回はお通夜は亡くなってから何日後に行うのか、についてご紹介をさせて頂きました。

基本的にはお通夜は亡くなった翌日、さらに葬儀はその次の日に行います。

ですが順番としては先に葬儀の日取りを決めてから、その前日がお通夜という形になるため、そこが決まらないとなかなか進まないんですね。

葬儀屋さんの事情、お寺さんの事情などさまざまな事情があるため、お通夜の日程がズレ込むという方もとても多いんです。

ですが基本的には「お通夜は亡くなった次の日に行うもの」と認識をしておけば問題ありませんよ^^