「お通夜や告別式・・孫ってどの立場でどうしたらいいの?」

 

大人になるにつれて香典を出したり弔問へ行ったり、葬儀・仏事に参列する機会が私達も増えていきます。

 

その中でも祖父母のお通夜・葬式というのは、多くの人が初めての葬式として体験する事が多いですよね。

 

そこで、初めて孫として葬儀やお通夜に参列するとなった時に多くの人はどうすればいいのか分からなくなってしまうと思います。

 

孫は葬儀で何をしていればいいの?

どんな風に立ち振る舞えばいいの?

どんな日程で動いていくの?

 

などなど分からない事が沢山ありますよね。

 

私も初めて祖母が亡くなった時は10代だったので「私は何かした方がいいの?喪服もないんだけど?」と分からない事だらけでした。

 

親戚のお姉さんに急いで喪服を借りて、お茶汲みをして、髪色で親戚に注意をされたりして、、とあれこれ大変だった事を覚えています^^;

 

という事で今回はそんな初めて祖父母のお通夜・葬式に参列する「孫」の参列マナー、立ち振る舞い、やるべき事、などご紹介させて頂きたいと思います!

 

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

お通夜や葬式で孫がやるべき事って?

それではまず、祖父母が亡くなった時に孫はどのように動けばいいのかまずご紹介をさせて頂きますね。

初めての身内のお通夜でどうすればよいのか分からないという方は参考にして下さい。

 

 

孫は喪主である両親のサポート(手伝い)をする事が一般的です。

 

 

祖父母のお通夜や葬式では基本的に孫は喪主である両親のサポートをしていきます。

 

「孫」の立場になると両親が喪主でない場合でも、できる限り喪主側のお手伝いをする事が一般的となっているんですね。

 

例えば、お通夜の受付であったり、参列者へのお茶出しであったりですね。

 

ただ、この手伝いをするというのも、強制などではありません。

 

ですが、やはり「孫」となるとほとんどの場合は積極的に手伝う事が一般的です。

 

お通夜や葬式で喪主家はとてもやる事が多いので、親戚や家族で力を合わせていく事が必要になってくるからなんですね。

 

なので、できる限り積極的にお手伝いをするようにしましょう。

 

それでは、一般的に孫がお通夜や葬式でお手伝いをする役割をご紹介させて頂きますね。

孫がやるお手伝い①会計

祖父母の葬儀などで孫が手伝うものとして、香典の管理・集計を行う「会計」があります。

 

これは、お通夜などでいただいた香典の金額が香典袋に書かれた金額か同じかどうかの確認や、喪主に渡すまでの管理などをする係になります。

 

お金を扱う重大な係になりますし、芳名帳への記入などやるべき作業が多いので基本的に二人で分担をします。

 

私の祖母が亡くなった時は、会計はやはり重大な係であったので社会人として成人していた親戚のお姉さんと二人でやりましたね。

 

私はまだ10代のヒヨッコでしたので、業者の方に教わりながらなんとかこなしました^^;

 

この会計は一番忙しいので心労の多い喪主のためにもぜひ率先してお手伝いをするようにしてあげるといいですね。

孫がやるお手伝い②受付

お通夜で孫がよくやるお手伝いの一つに「受付」も含まれています。

 

受付では主に挨拶をし、弔問客が来たら芳名帳への記入をお願いして、そして香典・供物などを預かります。

 

そして返礼品などを弔問客へとお渡しします。

 

やる事はそんなに大変ではないので、2人組になって会計と兼ねてやる場合が多いです。

 

私が祖母のお通夜に出たときは私が主に受付をし、親戚のお姉さんが会計をしてくれていました^^

 

また、受付ではお手洗いの場所を良く聞かれるので、そういった場所へ案内するのもこの受付での仕事になりますね。

孫がやるお手伝い③お茶出し、接待

そして孫は忙しい喪主に代わり弔問客へのお茶出しや接待などもよくします。

 

お通夜が始まるまで控室などで喪主と話している弔問客へお茶を出したりします。

 

また通夜振る舞いなどでも配膳を手伝ったり、飲み物やお茶を弔問客へ出していきます。

 

これも喪主は忙しいので、出来るだけ孫や子供たちで手伝いたい係ですね。

孫がやるお手伝い④案内、子供の相手

お通夜などで孫は案内の手伝いをしたり、子供の相手などもします。

 

受付で誘導などをしていますが、弔問客を会場まで付き添って案内をしたり、駐車場まで迎えに行く事もありますね、

 

また、小さいお子様がいる場合は静かに面倒を見てあげたりしてあげます。

 

スムーズにお通夜が行われるように要所要所でお手伝いをしてあげる係ですね。

 

私の祖母のお通夜の時には、お嫁に出た姉がこのような立ち回りをしてくれていました^^

お通夜や葬式で孫が手伝う事は話し合って決める!

祖父母のお通夜などになると、立場も近いためお手伝いする事も多くあります。

 

その中で何をするかはしっかり喪主である親と話して決めるようにしましょう。

 

兄弟が多ければ一人当たりの負担はそこまで多くないですが、そうでない場合や片親の場合などは一人の負担が大きくなります。

 

逆に、親戚や家族が多ければ若い立場の自分が頑張らなくてもいいように、手伝ってくれる事も多くあります。

 

ですがお通夜は葬式は大変な仏事ですので、出来るだけ率先してお手伝いをするようにしてみて下さいね。

 

ちなみに、私は片親で母親がおらず、姉もお嫁に行っていたため、喪主側の孫は私一人しかいませんでした^^;

 

なので、受付にお茶出しに案内に会計に・・とあれこれやる事が多く大変でしたが、親戚のお姉さん方が手伝ってくれたため助かりました。

 

一人で頑張りすぎる必要もないので、周りの人とよく話ながらお手伝いをしていきましょうね!

 

ちなみにお通夜が終わり、翌日の葬儀・告別式などでも手伝う内容は大体同じです。

 

お通夜の時同様にお茶出しや親戚への接待、ご挨拶、必要あれば受付などをお手伝いすれば大丈夫ですよ^^

 

そして、1日目にお通夜、2日目に葬儀・火葬が終えればお手伝いの役も終わりとなります。

 

長いようであっという間の2日間になりますので、忙しい中でもしっかり故人と最後のお別れができるといいですね。

祖父母の訃報が届いたらまず会社に届け出る!

次に祖父母の訃報を知った後に孫が取るべき行動を順番にご紹介させて頂きます。

 

 

まず訃報を知ったら真っ先に会社へ知らせましょう。

 

 

祖父母が亡くなってしまった場合は、基本的にはお通夜も告別式も参列をします。

 

そこで、祖父母の場合は通常忌引き扱いとなるのは亡くなった日を含め3日間です。

 

なので、訃報を知ったら真っ先に会社へ届け出る必要があります。

 

夜に知った場合は早朝に連絡を入れるなどできるだけ早く届け出を出しましょう。

 

そして、喪服の準備をしましょう。

 

喪服がない場合は「洋服の青山」「アオキ」などで喪服、黒ネクタイ、白ハンカチ、お数珠など全てそろえる事ができます。

 

また、安物でも構わないという場合は「しまむら」などでも安く購入する事ができます。

 

社会人となったらこの辺りのものが必要になってきますので、何とか調達してそろえるようにしましょう。

 

ちなみに私はまだ10代でスーツなども無かったため、親戚のお姉さんの喪服を借りました。

 

貸してくれる人がいるなら借りてしまうのもいいと思いますね^^

祖父母の葬式 挨拶はなんと言えばいい?

祖父母のお通夜や告別式などではどのように言葉を交わせばいいのか分かりませんよね。

自分が参列者になった場合や、喪家側の場合などそれぞれご紹介させて頂きます。

 

自分が喪主家ではなく、参列者側の場合は以下のように挨拶を交わせば大丈夫です。

 

「このたびはご愁傷さまです。」
「心よりお悔やみ申し上げます」

 

 

自分が喪家側で参列者の方などへ挨拶をする場合は以下のように交わしましょう。

「本日はお忙しいところ、お越しいただきありがとうございます」
「お心遣いありがとうございます」

 

どのように言葉を交わせばいいのか悩んでしまうと思いますが、あまり緊張しすぎないで大丈夫です。

 

もし親しい叔父や叔母であったり、仲の良い親戚同士だった場合は堅苦しい挨拶も必要ないでしょう。

 

私なんて仲の良かった親戚の叔母さんには挨拶もなくただただ泣きつきましたから^^;

 

でも、最低限の挨拶は知っておくと当日に役に立ちますので、覚えておくといいと思いますよ^^

まとめ

お通夜で孫がやるべき事や服装、挨拶、マナーについてなどご紹介させて頂きました。

身内が亡くなると喪家側は、葬儀が終わるまで悲しみに暮れる時間もあまりなく、とにかく忙しくなってしまいます。

そして特に喪主をする両親のストレス・負担などはかなり大きいものがあります。

なので、できるだけ孫は両親のサポートをする事が一般的となっていますね。

ただ、初めてで分からない事だらけなのはどのご家庭も同じなので分からない事は業者の人へ聞いたり、家族内でよく相談をしあってくださいね。