今年も「筑後川花火大会」の季節がやってきました。水天宮奉納花火を起源とし、久留米だけではなく筑後地域の人たちに古くから親しまれている、西日本最大級の花火大会です。
「筑後川花火大会」の特徴は、大勢の観覧者に楽しんでもらうため2か所の打ち上げ会場を設けて花火を打ち上げる点です。西日本最大級の18000発の花火を、存分にご堪能ください。
筑後川花火大会を見る場所でおすすめは?混雑覚悟の場合
「筑後川花火大会」では大会側が用意している観覧会場が6つあります。例年、かなり混雑しますが、打ち上げ会場からも近く、なにより花火が綺麗に見えるスポットなのでおすすめです。
混雑覚悟でも、綺麗な花火が見たい!という方のために、それぞれの会場のメリットも一緒にまとめていますので、是非ご覧ください。
◆京町会場
打ち上げ会場でもある京町会場は、なんといっても近い距離で花火が楽しめるところがおすすめポイントです。最寄駅である「久留米駅」から近いところも魅力です。
良い場所を取ることができれば、大迫力の花火を存分に味わうことができます。
ただ、こちらは相当人気のスポットなので一番混雑することが予想されますし、入場制限がかかる場合もありますのでご注意ください。
◆篠山会場
もう一つの打ち上げ会場でもある篠山会場も人気のスポットです。メイン会場ともいえる場所で、屋台が多く出ているのでお祭り気分を味わいながら花火を鑑賞できます。観覧会場の中では一番大きな会場となりますが、その分人も多いので混雑必死です。
JR「久留米駅」から徒歩20分程度ですが、有料シャトルバスが5分おきにあるので安心です。
◆小森野会場
小森野橋から二千年橋までの河川敷にある会場です。最寄駅が「久留米駅」ではないので混雑はやや緩和されるという印象です。西鉄をご利用の方には便利かもしれません。やや見えにくい花火もありますが、それでも楽しく鑑賞出来るスポットです。
西鉄「宮ノ陣駅」から徒歩20分。
◆鳥栖会場
長門石橋の上流側にある運動広場です。会場は小さい方ですが、位置的に花火が綺麗に見える絶好の花火観賞スポットとして人気です。早めに場所取りが出来れば、ブルーシートを敷いてのんびり鑑賞することも出来るかもしれません。近くに利用できる駐車場があるのもポイントです。
JR「鳥栖駅」から徒歩30分
◆長門石会場
長門石橋付近の右岸河川敷にある会場です。会場は小さい方ですが、打ち上げ会場のどちらの花火も鑑賞することが出来るところがメリットです。ただ、花火全体を綺麗に見るのは難しい場所という点がデメリットです。その分場所取りがしやすいので、花火気分を味わいながらのんびり見たい方におすすめのスポットです。
JR「久留米駅」から徒歩30分
◆みやき会場
豆津橋付近の右岸河川敷にある会場です。会場は小さい方ですが、比較的空いているところがメリットです。JR「久留米駅」から徒歩30分程度と遠いのでそこがデメリットでしょうか。
筑後川花火大会の穴場スポットをご紹介!
◆久留米市役所前の広場(両替町公園)
久留米市役所前にある広場です。仕掛け花火など見えにくい花火もありますが、充分に花火を楽しめる穴場スポットです。芝生ので広場が広いので、鑑賞しやすく、場所取りもしやすいところがいいですね。JR「久留米駅」から10分程度とアクセス抜群です。
◆高良山
打ち上げ会場から距離はありますが、久留米市の夜景を見ながら花火を鑑賞できる穴場スポットです。花火全体がしっかり見える場所なので、絶好の写真撮影スポットとしても密かに人気です。帰りも比較的混雑しにくいので、デートにもおすすめです。
◆ゆめタウン久留米店屋上
ゆめタウンというスーパーの屋上からも筑後川花火大会の花火を楽しむことができます。打ち上げ会場から距離がありますが、出店も出ますし、トイレの心配もなくて安心です。花火大会当日は駐車場が無料開放されるのも嬉しいですね。
◆長門石町の農道
京野打ち上げ会場の裏手にある農道です。視界を遮るものがないため、綺麗に花火を鑑賞することができる地元民にも人気の穴場スポットです。ただ、畑は個人の土地なので無暗に入らないように気を付けてください。虫除けスプレーも必須ですよ。
◆豆津橋周辺
みやき会場手前にある豆津橋のたもとが穴場スポットです。久留米駅からも近く、人混みも少ないためゆっくりと花火を鑑賞できます。
筑後川花火大会の場所取り時間や注意点は?
筑後川花火大会の場所取りは当日行うようにしましょう。事前に場所取りをしていても、撤去されてしまう可能性が高いですし、その辺りはルールやモラルを守って適切に行動してくださいね。
公式観覧会場の中でも特に人気の京町会場と篠山会場は広いですが、それでもお昼頃にはスペースが埋まってしまいます。良い場所を取りたい方はお昼までには到着して場所取りを済ませておくのが理想です。
そのほかの会場は14時頃に到着すれば場所取りをできるスペースが残っているようです。
筑後川花火大会の日程、時間、場所
・開催日: 2018年8月4日(見込み)
・開催時間: 19:40~21:10(見込み)
・開催場所: 福岡県久留米市水天宮下河川敷対岸・篠山城跡下河川敷対岸
筑後川花火大会へのアクセス!
◆電車
・JR鹿児島本線「久留米駅」から「京町会場」まで徒歩約10分
「篠山城会場」まで徒歩約15分
・西鉄バス「大学病院前
で下車して徒歩約10分
※西鉄「久留米駅
からは有料シャトルバスが5分おきにでます
◆車
・「久留米IC
から国道210号経由で約20分
・「鳥栖IC
より約20分
筑後川花火大会の駐車場情報について!
「筑後川花火大会」では鳥栖スタジアムに臨時駐車場が用意されます。可能であればこの駐車場を利用したいところです。
ただ、当日は交通規制も敷かれますし、渋滞も予想されますので「久留米駅」周辺で駐車場を探すのは非常に困難です。乗り換えに便利な「鳥栖駅」周辺で探すか、公共交通機関を利用するのがよさそうです。
◆臨時駐車場
・場所: 鳥栖スタジアム
・時間: 15時~
・台数: 1000台
・料金: 無料
◆有料駐車場
交通規制のことを考えると、メイン会場から少し離れた場所に車を停め、そこから電車などの公共交通機関を利用するパークアンドがおすすめです。いずれも、ここから電車に乗って「久留米駅」まで行きやすい駐車場です。
・鳥栖駅市営駐車場
料金: 3時間以内100円~
台数: 285台
・鳥栖駅南口立体駐車場
料金: 1時間100円~
台数: 283台
・九州新幹線新鳥栖駅の市営駐車場
料金: 30分~12時間以内100円~
台数: 600台
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筑後川花火大会の混雑ってどんな感じ?
「筑後川花火大会」は西日本で最大の規模を誇る花火大会です。
毎年45万人もの人出が見込まれるほど大盛況の花火大会でもあります。当然、相当の混雑が見込まれますので、時間に余裕を持った早めの行動が大切です。
花火大会のスタートが19時40分からですが、17時頃にはすでに道路や駅などが混雑しているようです。混雑を避けるためにそれよりも早めに会場へ到着しておくなど工夫した方がいいでですね。
また、行きよりも帰りの方がより混雑する傾向があります。帰りの時間をずらしたり、一駅分歩くなど様子を見ながら適宜行動しましょうね。
筑後川花火大会の見どころをご紹介!
「筑後川花火大会」をより楽しんでいただくために、見どころをご紹介します。どれも一見の価値ありの花火ばかりですよ!
◆打ち上げ総数
なんと言っても、西日本最大規模である18000発もの打ち上げ数です。スタートからフィナーレまで圧巻の花火を思う存分楽しめます。そのボリューム感を存分に体感するためにも、是非良い場所でご覧になってくださいね。
◆スターマイン
スターマインとは速射連発花火のことです。いくつもの組み合わせの花火を短時間に一気に連射する花火です。迫力満点で見応え十分のスターマインをお見逃しなく!
◆ナイアガラ花火
ナイアガラ花火とは仕掛け花火の一種で、その名の通りあのナイアガラの滝のように見えることから命名されたものです。筑後川を存分に活用してした440メートルのナイアガラが、なんと2会場同時に点火されます。これは一見の価値ありですよ!
筑後川花火大会の屋台の時間、場所などまとめ
花火大会といえば、屋台もお楽しみ要素の一つですよね。「筑後川花火大会」では数多くの屋台が出店するようです。
・出店数 :約400店
・時間: 16時頃~22時頃
・場所: 京町会場と篠山会場の間の河川敷
400店も屋台が出ますので、定番の屋台メニューはもちろん、ご当地メニューや面白メニューも味わえます。京町会場、篠山会場共にいずれも相当な混雑が予想される場所ですので、屋台での買い物も混み合うと思います。ゆったりと屋台を楽しみたい方は、早めにお出かけになって、買い物をしてから観覧場所に向かうのがいいかもしれません。