「七夕の前日に降る雨の名称って何?」

 

もうすぐ七夕の日がやってきますね!短冊に願い事を書いたり、笹の葉を飾り付けしたり、準備はバッチシですか?^^

 

七夕はとにかくこの準備したり願い事を考える時間が楽しいですよね。

 

そして、いちばん肝心なのは七夕に雨が降らず織姫様と彦星様が会える事ですが超高確率で毎年七夕は雨ですよね^^;

 

という訳で今回は七夕の前日に降る雨と当日に降る雨について諸々ご紹介します。

 

題して「七夕の前日に降る雨の名称は?当日の催涙雨の意味、会えない説の解説」です!ご覧ください(^^♪

 

<この記事で分かること>

● 七夕の前日に降る雨について

● 七夕の当日の雨、催涙雨について

● 七夕に雨が降ると会えないのか

● 七夕に雨が降る確率と理由

七夕の前日に降る雨はなんて言うの?意味は?

それでは早速、七夕の前日に降る雨の名称と意味・由来についてご紹介させて頂きますね。

 

 

七夕の前日に降る雨は洗車雨と言います。

 

 

なぜ七夕の前日に降る雨を洗車雨と呼ぶのかいまいちピンと来ない方の方が多いのではないでしょうか?

 

「誰か洗車でもしてるの?」と疑問に感じますよね。^^;

 

でも、その通りで洗車をしている水が雨となり空から降ってきているので七夕の前日に降る雨を「洗車雨」と呼ぶんです。

 

つまり洗車雨の意味は、彦星様が織姫様に会いに行く為の牛車を洗車している水が雨になり空から降ってたというお話になります。

 

織姫と付き合ってからお仕事(牛の世話や農作)そっちのけで毎日織姫と遊んでばかりになってしまった彦星ですが

 

元はとっても真面目な仕事人間ならぬ仕事星でした。

 

なので、紳士的と言いますか、マメと言いますか、、

 

きちんと彼女(織姫)とデートする前日には自分のマイカー(牛車)を洗車しているという訳なんですね^^

 

なので七夕の前日に雨が降ったら「彦星様が牛車を洗って織姫様に会いに行く準備をしてるんだ!」と解釈すればOKですよ♬

 

もし七夕の前日に雨が降らなかったら「今年は何か事情があって彦星様は牛車の洗車やめたんだな」と解釈をしましょう!^^

七夕の当日に振る雨 催涙雨の意味について

次に七夕の当日に降る雨の催涙雨について意味や由来などご紹介させて頂きますね!

 

七夕に降る雨の催涙雨には以下のような3パターンの意味があります。

 

1.雨のせいで天の川が増水してしまい、川を渡れず会えない事から流れる嘆きの涙

2.無事に天の川を超えて会えた後、別れを惜しむ涙

3.無事に天の川を超えて会えたことから感激して流した涙

 

どれにしても、七夕に降る雨の催涙雨は織姫と彦星の涙なんですね。

 

でも、私は1番はないと思っています。

この後また解説をしますが個人的には2番と3番の2つだと思います。

 

まず七夕のストーリーは、健気に機織りばかりしている可愛い娘に神様が「年頃だからそろそろ夫を探してあげよう」と旦那を探してあげますよね。

 

そこで天の川の岸辺で牛の世話や畑仕事ばかりしている真面目で勤勉な彦星を見つけ、二人は夫婦になりますが

 

相性が良すぎて仲が良すぎて、ラブラブいちゃいちゃでお仕事しなくなってしまい・・

 

織姫が機織りをしないから神様の服はどんどんぼろぼろになるし、彦星が牛の世話をしないから牛は痩せるし作物も取れない。

 

そんな事から神様を怒らせてしまい、二人は離れ離れになり、年に1回だけしか会えなくなったんですね。

 

ですが、その日に雨が降って天の川が増水をしてもカササギという鳥がどこからかやってきて橋になり二人を引き合わせてくれるという伝説なんです。

 

なので、雨が降っても二人はちゃんと会えているんですね。

 

ですから七夕に降る雨の催涙雨は2番の別れを惜しむ涙と3番の会えたことによる嬉し涙という事になります。

 

どちらにしても七夕に降る雨の催涙雨は織姫と彦星の涙という事になりますので

 

もし七夕に催涙雨が降ったら「織姫と彦星が泣いてるんだなぁ」と見守ってあげましょう!

 

好きな人と会えて泣いて、そしてその後に別れが惜しくてまた泣いているのだという事ですね。ドラマチックですね。

 

もし七夕に催涙雨が降らなかったら織姫と彦星は笑顔で会う事ができて、お別れも今年は笑顔で出来たんだな、という事になりますね。

七夕に雨が降ったら会えない説をもっと解説!

次に七夕に雨が降ったら織姫と彦星が会えないという説をもっと具体的に解説させて頂きますね。

 

それでも現在は七夕に雨が降ったら織姫と彦星は会えないという説が浸透していますよね。

 

ですが、本来七夕は旧暦の7月7日に行われていた節句なんですね。

 

平安時代から日本に伝わった七夕は江戸時代~明治の新暦が始まるまでずっと旧暦の7月7日に行われていた訳なんです。

 

ですが、なぜか新暦になった時に旧暦のままで七夕を行うようになりました。

 

意味があまり分からない人もいるかもしれませんが、新暦と旧暦はかなり違います。

 

旧暦の7月7日を現在の新暦に置き換えると8月24日頃になります。

 

平安時代から明治までずっと七夕は現在でいうと8月下旬頃に行われていた訳なんですね。

 

この8月24日前後には勿論梅雨も明けていますし、夏の晴れた気持ちのいい空に適度に半月が上り・・

 

それは、それは、とてもきれいに天の川が見える時期なんですね。

 

ですので、本来の七夕の時期に雨が降って天の川が増水して織姫と彦星が会えないという事にはほぼなりません。

 

ですが、新暦になってからも旧暦のままで七夕を行うので時期が梅雨末期の大雨の日にずれ込み

 

七夕に雨が降らないなんて事は滅多になく天の川も限られた地域の人しか見れなくなってしまいました。

 

ですが、、実際はこのような感じなので七夕の日に雨が降っても織姫と彦星が会えないという事はありません^^

 

もし雨が降ってもカササギが来て橋となってくれますから、「会えない」という悲劇は起こらないんです。^^

 

なので、毎年七夕が雨だと「今年も会えないのかなぁ」としんみりしてしまいますが「8月頃に会ってるんだな」と解釈すれば大丈夫です(^^♪

七夕に雨が降る確率って?

最後に七夕の日に雨が降る確率をご紹介させて頂きます。

 

 

地域にもよりますが関東では50%の確率で七夕の夜は雨となっています。

 

 

そして晴れる日は10年におおよそ1度くらいなので、かなり雨の確立が高いんですね^^;

 

やはり7日7日は梅雨末期で雨が続く時期なので沖縄や北海道以外の地域ではほぼ雨か曇りという訳なんですよね。。

 

関東よりは関西の方がほんの少し晴れの確立が高いですが、それでもくもり、雨がほとんどです。

 

ちなみに曇りの日は織姫と彦星が周りに邪魔されたくなくこっそり隠れて会っているなんて事も言われていますね^^

 

どっちにしてもきっと、二人は年に一度は会えていると信じましょう。

 

そして、今年も来年もずっと織姫と彦星が会えるように地上から祈っておきましょう^^

最後に

いかがでしたでしょうか?

七夕の前日に降る雨の名前や意味についてご紹介させて頂きました。

牛車を洗うのだから洗車雨でなく牛車雨でも良い気がしますが、、。笑

また催涙雨については所説ありますが、いずれにせよ織姫と彦星の涙という事ですね。

また会えない説についてですが新暦と旧暦では違うのできっと毎年会えています。

七夕の夜に雨が降る確率はとても高いですがカササギが二人をきっと会わせてくれていますので、二人をそっと見守りましょう^^

また8月24日前後の夜空を見上げて天の川を探してみるのもおすすめですよ♬それでは^^