どうもこんにちわ、カヅキです。^^
今回は『歌っている時に顎が疲れて痛くなってきてしまう』という
お悩みの解決策を元バンドのボーカリスト視点でお話させて頂きますね。
歌の悩みでも最も多いのではないかと思うくらい
とてもポピュラーな悩みの1つでもあります。
とくに、高い音になればなるほど
顎に力が入って上を向いてしまうんですね。
私も昔はすぐに顎が痛くなってしまうタイプでした。
ですが、次の事を意識して改善したら
今はほとんど顎に力が入らなくなりました。
ぜひ、参考にしてみて下さい。^^
顎を親指で抑える方法
まず一番私が効いたのはこの方法です。
顎が痛くなり疲れてしまうその理由は
顎の下にある筋肉に異常に力が入ってしまっているからです。
普段は顎の下・・・・
そうですね、二十顎のできる辺りでしょうか。
触ってみるとぷにぷにしていると思います。
歌っている時もここは
普段通りぷにぷにしている状態が理想なんです。
でも、歌うときはどうしても固くなってしまう。
そんな時はこのようなポーズで
その筋肉を押さえてしまいます。
的確に表している画像を見つけるのが難しく
プールに入って考え事をしている男性に
なってしまいましたが・・
注目して頂きたいのは顎の押さえ方です。
利き手の親指とその他の指で
顎をがっちりと押さえてしまいます。
その時、親指でしっかりと
力んでしまう顎の下の筋肉を押さえて下さい。
少し強めでも構いません。
この状態で歌の練習をしてみてください。
顎に力を入れたくても入れられなくなるので
少しずつ練習を重ねる事で力が抜けていきますよ。^^
おそらく、かなり顎が上にあがってしまう方ですと
高音になればなるほど顎が上がろうとするので
押さえる力もどんどん強くなり
手の方が痛くなってくることもあります。
ただ、それほど物凄い強さで
力んでしまっているという事なんですね。
●顎が上がらないように
●顎の筋肉に力が入らないように
痛くならない程度に
それでも、かなり強めに
しっかりと押さえてみて下さいね。
もう一つの解決方法を次にご紹介します。
壁を利用する方法
鏡があるとこの方法は更に
効果が増しますが鏡が無くてもかまいません。
カラオケボックスや自宅などでもできます。
まず、壁に背中をすべてくっつけます。
そして、顎を二十顎が出来るくらい引きます。
目線も少し下がいいですね。
その状態で歌の練習をしてみてください。
これも、顎の筋肉を使いたくても
強制的に使えないようにするので
力を抜くのにとても最適です。
ただ、初めはかなり歌いにくくなります。
それだけ、普段から歌うのに
顎の下の筋肉に頼っていたという事ですね。
歌いにくいかもしれませんが
その状態でなんとか練習をしてみてください。
身体に覚えさせていく事が大切です。
また、間違った使い方は
早く忘れてしまう事もとても大切です。
焦らず、コツコツと続けてみて下さい!
必ず変わりますから。^^
余談ですがこの方法は
スタジオなど鏡がある場所だと
鏡を見て自分の状態を確認しながら
練習が出来るので効果がまします。
歌っているとだんだん
自分では顎を引いているつもりでも
上がってきてしまう事はよくあります。
その防止になります。
もし、カラオケボックスなどで鏡が
無い場合は次の方法がおすすめです。
携帯のカメラで撮影する
これは私が普段実践している方法です。笑
まずカラオケボックスに入ったら
自分の上半身が正面から映るポイントを探します。
テーブルの上にスマホを置いて・・
インカメラにして・・・
少し下からになってしまっても大丈夫です。
私はコップにスマホを支えてもらったりしています。
そして、カメラを見ながら歌うんです。
これだと、歌っている最中も確認できますし
家に帰ってからも
『このフレーズの時に上がりやすいな』
『このフレーズは前よりよくなっているな』
このように確認ができます。
自分の顔のヒドさに凹む事もありますが。笑
これで、顎の力を抜く練習をしてみてください。^^
なぜ、力が入ってしまうの?
そして、なぜ力が入ってしまうのか?
人それぞれですが
歌い慣れてしまっている方の場合ですと
長年の癖になってしまっていると思われます。
そして、その一番の理由は
●地声で無理に歌おうとしているから
これに尽きると私は思っています。
一度、地声で歌おうとするのを
辞めてみるのもいいかもしれません。
●あなたが大声で友達と話をする時や
●遠くにいる友達を呼ぶ時や
●1階にいるお母さんに呼ばれて返事をするとき
●体育祭などで『がんばれー!』と叫ぶとき
『地声で出そう』
と意識して出していませんよね。
でもその時の音程ってかなり高いんです。
でも、、力強い地声のような声で
出ていると思います。
この時の状態が必ずしも誰もが
理想の発声になっているわけではありませんよ。
ですが、顎に力は入っていないし
顎が上に上がっている事もありませんよね。
面白い話ですが高い方のレやミが出ないと
悩む女性アーティストに
『LIVEで行くぜ東京~!って言ってるときに出してるよ』
とボーカルコーチが言ったところすんなり出たそうな。
意識の問題なんですね。^^
これらの練習を重ねると気持ちが焦ったり
自信を無くしてしまう方もよくいらっしゃいますが
地道にコツコツ続けていけば
必ず努力が実る日が来ます。
一番は焦らない事です。
応援してますのでがんばってください。^^
次に歌っているときに「う」や「い」の母音が発声しずらい!解決法は?
について書いていますのでぜひ参考にしてみて下さい。^^