「仕事で大失敗をしてしまった・・・」

 

長い人生、仕事で失敗をしてしまうという事は誰しも経験をしますよね。

 

ですが、その失敗の中でも会社に対して重大な損害を与える「大失敗」をしてしまった、という方も多くいます。

 

そんな取返しの付かない大失敗をした時にはクビを覚悟したり、辞表を書こうか悩んだりと、かなり悩まれる方が多いのではないでしょうか。

 

仕事で大失敗をしてしまった!

仕事の大失敗で立ち直れない!

こんな大失敗する人は他にいるの?

 

と自分を責めて悩んでしまう方がとても多いですよね。

 

失敗をした事で落ち込んでしまい、そこから気持ちが切り替えられず、中々立ち直れないという方も多いです。

 

という事で今回は仕事で大失敗した後の対処法、仕事の大失敗からの立ち直り方などご紹介させて頂きます!

仕事で大失敗をした人たち!いろんな「やっちまった」を紹介

仕事で大失敗をして立ち直れない・・という方は多くあなただけじゃないんです!

 

大事な書類の紛失、大事な会議に寝坊、間違えて大量の発注などなど、読んでいるだけでゾっとするものも多くあります。

 

という事でまず、仕事で大失敗してしまった方々の失敗談をご紹介しますね。

 

こんな失敗するのは自分だけかも?と自分を責めてしまっている方は他の方々の失敗も見てみて下さいね!

 

 

自動車部品の製造工場で仕事をしています。

昔、まだ新人だった頃に上司と電気炉の点検をしていました。

そこで、教えられていた引火性ガスを停める事を忘れて、そのまま点検を開始してしまい..。。

そして上司から点火の指示があり、何の疑いもなく点火したところ『ドッカーーーン!!』と大爆発をしました。

物凄い爆音で200mほど離れている事務所にも聞こえるほどでした。

急な出来事に茫然自失だった上司は、我に返るやいなや『ふざけんな!貴様殺す気か!』と大激怒。

ですが、そんな私でもその後に試験をパスし、十数年仕事に従事しましたよ。

・・・まっ、世の中そんなもんだと思いますね。。(工場勤務員・50代男性)

 

 

証券会社で経理をしていた時、<先付け小切手>の意味がよく分からず、すぐ換金をしてしまいました。

先付け小切手というのは『指定された日になったら換金をしてね』という意味のもの。

もし、それ以前に換金してしまうと先方の銀行口座からすぐに多額の金額が落ちてしまいます。。

なので、先方の資金繰りに非常に大大大ダメージを与えてしまったんです。

証券会社なので金額は数百万~数千万単位です。先方からは悲鳴のような電話を頂きました…。。

その時は始末書を何枚も書かされました。(涙)

ただ、やってしまったものは仕方ないので失敗はすぐ上司に報告するしかないですね。。(経理・30代女性)

 

 

懸賞企画の担当をしていた時に、懸賞の当選者全員に着払い伝票で商品を送ってしまいました!

その人数は少なく見ても300人ほど…。。クレーム対応もありました。

当時は入社したばかりで荷物の発送についてもよく分からず、伝票の書き方もよく分かっておらず。。

上司への確認を怠りこのような事を起こしてしましました。ですが今もその会社に勤めています。

失敗は誰でもするものなので、その後に繰り返さない事が大事だと思います。(営業職・30代男性)

 

 

コピー用紙の発注で『5セット』と書くところを『5万枚』と間違えて大量に発注してしまいました。

その後、大量のコピー用紙が職場へ届きました..。。

ですが、上司が私を叱る事はありませんでした。

『世の中に失敗しない人はいない。ただし同じ間違いをしないように。』と一言だけ。

その時の失敗のおかげで、今は同じようなミスはせずに済んでいますね。(IT企業・20代男性)

 

 

大手企業が使っているコンピューターシステムの開発&保守を行っています。

まだ新人社員だった頃に、お客様の業務データ(収支や在庫の状況など)を全て間違えて消してしまった事があります。

しかもまだお客様の業務時間中に..。。もう、あっという間のでき事でした!(苦笑)

大変なんてレベルではなく、私の寝ぼけたミスで、何千万かの損害を出してしまいました。

当時は本当にもう消えてしまいたいと思いましたが、、、今では会社の管理職をしています。

なので、いつまでも引きずらずに失敗は次に生かせばいいと思いますね。(IT企業・40代男性)

 

 

化学薬品の研究職をしています。

昔、研究中に耐圧式のボトル(ガラス)を大爆発(しかも2発)させてしまった事があります。(汗)

当時使っていたドラフトのガラスが木っ端みじんに・・!

幸い怪我人はいませんでしたが、最悪の場合死人もでていたと思います。

しっかり確認していたのにこのような事が起き、化学薬品は何が起こるか分からないと本当に実感しました。(研究職・30代男性)

 

 

銀行に入社してまだ1年目の時、お客さんに万札の束を1個多く渡してしまった事があります。

営業中はずっと気が付かず、店を閉めた後に、100万円が足りない事に気が付きました。

その日の伝票を上司と全て調べ上げ、なんとか間違えて渡してしまったお客様を探し当てました。

そして後日、上司と菓子折りを持ってお客様の自宅へ向かい、その100万円は返して頂きました..。。

当時は消えてしまいたいとホントに思いました。(笑) (銀行員・40代女性)

 

 

中途入社で入って1年目の頃。

ある豪華客船のカーテン生地をその船用に確保していたのですが、わたしが間違えて他の会社に貸し出してしまいました。

そのせいで船の就航にカーテンが間に合わず、先方の営業担当からもっっのすごい勢いで電話がかかってきました。

「お前のせいで、たかがカーテンのために就航できない!!数億円が無駄になるんだぞ!!!どうしてくれるんだ!!損害賠償請求するぞ!!!!」と。

それはもうけちょんけちょんに怒鳴られましたよ。(苦笑)

結局、その件は上司が対応し収まったのですがその後も色々とやらかしてはいます。

ですが、失敗をするから人は成長すると思いますね。いまもこの仕事は好きです。(営業職・40代女性)

 

 

営業業務をしていた時、発注ミスをしてしまい300万近い返品をしていましました。

小さな営業所だったので、その返品額が大きく売り上げにも影響し自分の上司は上から大変なお怒りを受けました。

1か月ほど目の前が真っ暗で無気力でしたが、ある日上司が「これからも頑張れ」と一言声をかけてくれました。

嬉しくて涙が出ました。その後、失敗をバネに頑張りました。

失敗はいい事ではないし、精神的にも苦しいですが、何かを気づかせてくれると思います。(営業職・30代男性)

 

 

聞いているこっちがヒヤヒヤするような、大規模な失敗のエピソードもありましたね。

 

ですが、このように失敗は誰にでもあるものという事が分かると思います。

 

なので、大事なのは失敗をしないように注意する事はもちろんですが、失敗してしまった「その後」という事ですね。

 

同じ失敗を繰り返さないように工夫をしたり、会社に貢献できるように今までよりいっそう仕事に従事するなどすればいいんです。

 

過去を振り返っても仕方がないので、自分を責めすぎずに、「この後どうするか」を精一杯考えていきましょう。

 

ちなみに筆者は飲食店でバイトをしていた時に、営業中にも関わらず店を停電させてしまったという失敗をした事があります。

 

大きな大きな業務用の釜を使用していたのですが、その窯の電源部分をショートさせてしまったんです。汗

 

女性だった店長が泣きそうになりながらお店の席を一つ一つ周って謝罪していたのを覚えています。

 

もう当時は本当に消えたくなりましたが、その後はその店長に恩返しすべき一層バイトをがんばりました。(笑)

 

おかげで、わだかまりなども残らず、当時働いていたお店には今でもよく食事に行きます。

 

このように時間が解決してくれる部分もあるので、悲観的になりすぎないようにしてみて下さいね。^^

仕事で大失敗した後の対処法は?立ち直り方を紹介!

それでは次に仕事で大失敗をしてしまった後の対処法についてご紹介をさせて頂きます。

 

失敗をどう生かしていくかがとても大事になりますので、参考にしてみて下さいね。

「失敗」ではなく「経験」だと思うようにする

何かの失敗を「失敗」ではなく「経験」だと考えるようにしましょう。

 

人生は必ずしも成功ばかりではなく、誰しもが色んな事で失敗をしてしまいます。

 

ですが、その失敗があったおかげで後々にもっと大きな失敗を避けられるようになったり、自分自身を成長させる糧にする事ができます。

 

なので、失敗というのは立派な人生においての「経験」という財産になるんですね。

 

成功から学ぶことよりも失敗から学ぶことの方が何倍も大きいです。

 

わたし自身、仕事では失敗ばかりしてきましたがそのおかげで、他の人がしていないような経験をする事ができたと思っています。

 

人生でむだな事というのは何一つないと言いますし、その失敗は自分にとって必要な失敗だったとも言えます。

 

なので、「失敗してしまった!」と考えるのではなく「貴重な経験をしたな」と考えてみましょう。^^

失敗した時の事を考え引きずらない

失敗してしまった時の状況を頭の中で考えすぎないようにしましょう。

 

人は失敗してしまうと「なぜあの時・・」と失敗した時の状況ばかりを頭の中で繰り返してしまいます。

 

ですが、それはあなた自身が落ち込む事を自ら選んでしまっている事になるんですね。

 

現実にはもう終わっている事を頭の中で何回も再生して、頭の想像の中にばかりとらわれてしまっているんです。

 

一度反省した失敗はそう何度も悔やむ必要はありませんし、何回も落ち込んだところで現実は変わりません。

 

なので、運動をしたり、音楽を聴いたり、誰かに愚痴を言ったりして、気持ちはできるだけ早く切り替えましょう!

 

そして、失敗した時のことばかり考える事はやめて、外に遊びに行ったり、沢山笑ってリフレッシュをしましょう。

 

そうして気持ちを切り替えたら、あとは失敗を繰り返さないよう日々の仕事・自分の目標に集中をしましょう!

心の中に強い人を飼う

落ち込んでしまった時の気持ちを切り替え方に、心の中に強い人を飼う事もおすすめです。

 

これは私が個人的にしている事なのですが、自分が「強い人」と聞いて思い浮かぶ人を上げてみます。

 

そして、これがわたしの場合はデヴィ婦人になるのですが(笑)

 

つまり心の中にデヴィ婦人を飼い、「デヴィだったらこういう時どんな風に考えるかな・・」と考えるんですね^^;

 

これは漫画の主人公でも、映画のヒーローでも、偉人でも誰でも構いません。

 

私の上司は心にルフィを飼っていると言ってましたし、知り合いの社長さんは氷室京介を飼っていると言ってましたね。

 

「こういう時にルフィならこんな風に立ち向かうんだろうな」とか、「氷室ならいつまでもクヨクヨしないよな」とかそんなことを考えるんです。

 

これが、意外にも気持ちを前向きにするのにとっても効果があります。

 

なので、くよくよしてしまうという人は心に強い人・尊敬できる人を飼い自分の心を強くしてみて事をおすすめですよ!

失敗した原因を分析しよう

最後に、自分が仕事で失敗してしまった原因を分析してみましょう。

 

自分の確認不足だったのか、注意力が欠けていたのか、スケジュール管理が原因なのか、など原因を分析してみます。

 

そして、失敗してしまった原因などが分かれば「この次はどうするか」という改善策なども見えてきます。

 

そうすればまた同じミスは防ぐことができますし、より普段の仕事の精度を上げていく事もできますよね。

 

この分析をしないとまた同じミスを繰り返してしまう可能性もあります。

 

失敗を大切な経験にするためにも、原因は分析し、同じミスを再発しないよう改善策を練るようにしてみて下さい。

まとめ

仕事で大失敗してしまった人たちの体験談や立ち直り方をご紹介させて頂きました。

失敗は誰にでもあるものですし、わたしの知り合いの社長さんなんかは億単位の失敗をしてしまったという方もいます。

社長という立場になってもそういう大失敗をしてしまう事はあるという事なんです。

気持ちを切り替えて、いつまでも自分を責めたりせず、日々の業務に励んでいってくださいね。

どうしても辛い時はビジネス本などを読んでみる事もいいですよ。

こういう時ほど言葉が響きますし、自分の教訓にもなりますので、気持ちを切り替えたい方は読んでみて下さい^^