「フローリングが水浸しになった時はどうすればいいの!?」
洗濯機の排水が外れてしまったり、水道を閉め忘れてしまったり、雨の日に窓を開けっぱなしにしていたり、、
色んな理由でフローリングを水浸しにしてしまったという方は意外に多いです。
ですが、波のようにフローリングが水浸しになってしまった時、どうすればいいのか分からなくなってしまいますよね。
水浸しになった後の対処は?
拭いたらそのままで大丈夫?
浮いてきてしまった場合はどうするの?
などなど特に根本的にフローリングが浸水場合は何をすればよいのか分からず悩む方はとても多いです。
フローリングの取り換えとなったら修復代がかかってしまいますから、そういった事も心配ですよね。
という事で今回はフローリングの水浸しの対処法、乾かし方、修復についてなどをご紹介させて頂きます。
やばい!浸水してしまった!という方はぜひ参考にして下さいね。
フローリングが水浸しになった時の対処法は?
それでは早速、フローリングが水浸しになってしまった時の対処法をご紹介させて頂きます。
水浸しになったけどどうすればいいのか分からない!という方は参考にして下さいね。
10日間ほど窓を開けっ放しにしてフローリングをよく乾燥させましょう!
まず、フローリングがかなり水浸しになってしまった時は何よりもフローリングを「乾燥」させる事が大事になります。
この「乾燥」ができないままで放置をしてしまうと、フローリングが変形したりカビが生えてしまうからなんですね。
なので、まず雑巾、タオルなどをあるだけ使っていき、出来る限りフローリングの水分を拭き取っていきます。
ある程度拭き取れたら、新聞紙やトイレットペーパーなどあるだけ敷きまくり、そしてまたとにかく水分を取っていきましょう。
そうしたら後はカビなどが発生しないように毎日窓を開けっぱなしにして、部屋の換気をしていきます。
こうする事でフローリングの水分や部屋の湿気なども外に逃がしやすくなり、乾燥も早く進むからですね。
ですので、できれば2週間ほどは窓を開けっぱなしにして換気をして、よくフローリングを乾燥させるようにしましょう!
晴れた日が続くようであれば、とにかく窓は閉めずに開けっぱなしにしてとにかくできる限り急いでフローリングを乾燥させるようにしてみて下さいね。
そして、1週間~2週間ほど乾燥をさせてフローリングに何も異変がなければひとまずは安心です^^
その後はフローリングに変形やカビ発生の異変がないか日常生活を送りながら様子を見ていきましょう。
2週間しても何もなければ、まだ業者に張り替えなどを頼む段階ではありませんので、安心して頂いて大丈夫ですよ!
ですが、3週間ほどは水浸しになった場所には物を置いたりしないようにしましょう。(カビ発生を防ぐために!)
この時に、水浸しの範囲や量にもよりますが、除湿器や除湿剤、扇風機などがあればかなり重宝します。
除湿器があるだけでも大分違いますので、そういったアイテムも使用しつつ乾燥を早くさせるように工夫をしてみて下さいね。
また、3週間ほどしたら再度床に物を置いたりすると思いますがその時にも除湿剤などがあると心強いですよ!^^
意外にもフローリングは丈夫なので、水浸しになった時は驚いてしまうと思いますが、落ち着いて対処をしていきましょうね!
1階の場合だったら慌てなくても大丈夫?
フローリングが水浸しになってしまった時はかなりの方が驚いてしまうと思いますよね。
わたし自身も昔、祖母が水道を閉め忘れて用事へ出てしまい、朝リビングに降りたら床が物凄い水浸しになっていた時は叫びました^^;
ですが、1階の場合であればカビ発生などの可能性はとても低くなります。
もちろん、住居にもよりますし、水浸しになった量や、水に浸された時間にもよります。
ですが、基本的に1階の床下は家の基礎部分になるので余程風通しが悪かったりしない限りは木の腐りや、カビの心配はありません。
さすがに大型水槽ほどの水をこぼしてしまったとなれば、話は変わってきますが^^;
1階の場合でしたらよく乾燥をさせれば基本的に大丈夫ですので、安心してくださいね。
そしてもし、2階のフローリングを浸水してしまった場合は1階の天井を見てみるようにしてみて下さい。
こちらも、シミなどが出来ていなければ、数日かけてよく乾燥をさせれば基本的には大丈夫です(∩´∀`)∩!
ですが、2階のフローリングを水浸しにしてしまい、そして1階の天井にシミが出来ている場合はほぼ張り替えが必要となってしまいます。
なので、まずは1階部分の天井をチェックしてみて下さいね。
アパートやマンションなどであれば、階下の住民に「天井からの水漏れはないか」と確認を取るようにしましょう!
天井からの水漏れやシミが無ければ、あとは乾燥させれば問題ありませんので、毎日しっかりと窓を開けて乾燥をさせましょう^^
フローリングめくれたように浮いた場合は張り替えが必要
フローリングが水浸しになってしまった時によく、床がフカフカしたり、筋ができたり、浮いてしまう場合があります。
この場合、2週間ほど乾燥させて床が戻れば大丈夫ですが、戻らなければ張り替えが必要になります。
床面が膨らんで変形してしまった場合には、これだけはにっちもさっちもいかず、修復は不可能なんですね(;´Д`)
持ち家にしても貸家にしても必ずいずれ修復が必要となってしまいます。
この場合は、後になればなるほど悪化しお金がかかってしまいますので、床が浮いてしまったらできるだけ早いうちに業者の人へ依頼をしましょう。
フローリングの水浸しを放っておくと二次被害がある?
それでは次にフローリングの水浸しを放置するとどうなってしまうのか?をご紹介させて頂きます。
拭いたらあとはそのままでいいの?と心配な方は参考にして下さいね。
フローリングの水浸しを放置するとシロアリ、カビ、腐敗などの二次被害などがあります。
フローリングが水浸しになった場合、2週間ほど放置をして乾燥させればほとんど問題ありません。
特に1階の床などであれば、木の腐敗やカビの発生などの問題もほとんどありません。
ですが、下の階へ漏れている場合、天井にシミが確認できる、床が浮いている、、などを放置してしまうと二次被害が出てきてしまうんですね。
この時の二次被害というのはまず、フローリングの腐敗やカビの発生になります。
まず、湿気や温度が高いままで木を放置してしまうと基本的に1年~3年ほどで木は腐敗をしてきてしまいます。
そして次に、そういった湿度の高い場所にはカビが発生してきてしまうんですね。
そしてそれを更に放置をし続け、木が腐りカビが生えるていくと、シロアリなどが寄ってきてしまいます。
シロアリは湿気や水漏れなどで腐敗した住居の木などを好んで食べるため、どんどん住居の木を食べていってしまうのです。
そしてまた、これは最悪の場合ですがシロアリによる被害が大きくなると建物の強度などが下がっていってしまいます。
地震や台風が来たときなどに倒壊の恐れが出てきてしまうんですね。
これはかなりシロアリの被害などが進んだ場合なので、いま急にそこまでの被害がでる事はありませんが
2階より上のフローリングを水浸しにした場合はそういった可能性もある事を知っておいてくださいね。
また、腐敗などが進んでしまうと建物の修復によりお金がかかってきてしまいます。
なので、張り替えが必要だと分かったらできる限り早いうちに業者へ相談をしてみて下さいね。
フローリングの水浸し 補修する場合の費用は?
フローリングがぶよぶよしたり浮いてしまっている場合は戻せない為、張り替えが必要となってきてしまいます。
そこで、フローリングの水浸しを補修するのにお金はどれくらいかかるの?と心配な方に費用についてご紹介させて頂きます。
内容 | 重ね張り工法 | 張り替え工法 |
---|---|---|
1畳 | 2~5万円 | 3~6万円 |
4畳 | 5~10万円 | 7~4万円 |
6畳 | 6~14万円 | 9~18万円 |
8畳 | 8~18万円 | 10~20万円 |
フローリングの張り替えは張り替え工法によって価格が少し変わってきますが、相場としてはこのような感じですね。
ちなみに重ね張り工法というのは、元あるフローリングの上から重ねて床材を重ねるやり方です。
フローリングが床に劣化などが特になければ費用も安く済みますし、このやり方で行われます。
次に、張り替え工法というのは、今あるフローリングを全て取ってから新たに床材を張り直す方法になりますね。
基本的に、水浸しなどになってしまった場合はこの「張り替え工法」で行われます。
既存の床下を全て取って、そして新しいものに張り替えるという事になりますね。
お金も少しかかってしまいますが、大体6畳ほどのリビングですと15万円ほどが修復費用としてかかってきてしまうという事になります。
ちなみに、私の友達が全面所のフローリング(5畳間)の張り替えをした時は10万円ほどしたそうでした(;´Д`)
かなりお金がかかってしまう為、できるだけ張り替えはしたくありませんが、乾燥させても戻らなかった場合は検討をしてみて下さいね。
まとめ
フローリングが水浸しになった時の対処法、乾かし方、修繕費用についてご紹介をさせて頂きました。
基本的には10日間ほど乾燥をさせれば問題はありません。
除湿剤や扇風機などを使いできるだけ早く乾燥をさせるようにしてみて下さいね。
ですが、フローリングが浮いてきてしまったり、天井にシミがある時などは早めに業者に連絡をしてみて下さいね。