主婦の皆さんや一人暮らしをされている方、毎日のお洗濯している時、こんな体験はないでしょうか?
いつものように洗濯をしたら、なぜか洗濯物がピンクになっちゃった!こんな経験のある方、意外に多いのではないでしょうか。
旦那さんの真っ白なTシャツやYシャツが、洗濯してみるとラブリーなピンクに染まってしまい大喧嘩になっちゃった!
赤ちゃんの肌着がピンクになって、得体が知れず気持ち悪い!もう元の白い状態には戻せないの?!そもそもこのピンクは何?!皆さんの疑問やお悩みを解決する方法、それはずばり…
洗濯物がピンクに染まる原因は?
洗濯物をピンクに染めてしまうその原因、それはずばり「赤カビ」です。
赤カビは無害なものが多く、毒性もあまり強くないのですが、赤カビ自体は酵母菌やバクテリアといった「雑菌」が繁殖することによって発生します。
この赤カビの原因である雑菌が繁殖するには条件があります。
洗濯物に「汚れがあること」「濡れていること」「空気にふれていること」この3つの条件が揃うと赤カビは発生してしまいます。
皆さん、日々の生活を思い出してみてください。
“汗をかいた服を脱いで、そのまま洗濯機にポンッといれてそのまま何時間も放置…”
“夜に洗濯機を回して朝起きて洗濯物を干す…”
“赤ちゃんの洗濯物をまとめて洗おうと思って、湿ったままバケツに何時間も入れっぱなし…”
などなど、身に覚えがありませんか??
そうです、洗濯物がピンクになっちゃう要因って、すごく身近な行動だったりするんです((+_+))
お風呂に入った後のバスタオルなんかも同じことですよ!
バスタオルで体を拭いてそのまま洗濯機に入れておき、翌朝洗濯する事を想像してみてください!
体の雑菌と大量の水分が付着した状態のバスタオルが、長時間通気性の悪い洗濯槽の中にあるわけですから、赤カビの元の雑菌は繁殖し放題というわけです。(;^ω^)
また洗濯機の中に汚れ物を入れることで洗濯機自体にカビが発生してしまうことも洗濯物の赤カビ汚染の原因です。
洗濯物がピンクに染まっちゃうわけ、なんかうなずけますね。(;^ω^)
洗濯物をピンクに変色させない対策はコレ
洗濯物をピンクに変色させない対策は、ずばり「洗濯物を湿ったまま置きっぱなしにしない」いうことです。
とにかく湿ったまま置いておくというのが良くないわけです。
なので汗をかいて汚れた服をそのまま放置するのではなく、できるだけその日のうちに洗濯をして干すのが洗濯物をピンクに変色させないベストな方法です。
でも汗をかいたり汚れてしまったからといって、一枚だけ洗濯をするなんて、経済的ではありませんよね。
手間もかかるし水道代も電気代もかかっちゃいます。(+o+)
そんな時は、汗で湿ってしまっている洗濯物を洗濯する前にいったんハンガーに吊るして乾かしておきましょう。
洗濯までしっかり乾かしておけば赤カビが繁殖する条件になりません。
赤ちゃんの布おむつやガーゼは湿っぽいですし特に赤カビが発生しやすいです。
汚れがひどい場合はサッと水洗いして、洗剤を溶かした水を入れたバケツの中に、完全に水没する形で漬け込んでおきましょう。
洗濯機でまとめて洗濯するまで空気に触れさせないでおけば、赤カビが繁殖する条件になりません。
こうすることで、一回一回洗わなくても赤カビを発生させずに済みますよ。( *´艸`)
そして、通気性の悪い洗濯機の中に直接脱いだ服を入れているというあなた!
洗濯物に赤カビが発生するどころか、洗濯機の内部にも赤カビが発生しちゃいますのでやめましょう。
洗濯物を通気性のよいかごに入れて、洗濯するまで保管するといいですよ(‘ω’)ノ
洗濯機の中のカビ取りも定期的に行うようにしましょうね!
洗濯が済んだら、時間をおかずにすぐに干すということも、赤カビによる洗濯物のピンク変色を防ぐポイントになりますよ。
洗濯物がピンクになる!落とし方についてご紹介
洗濯物がピンクになっちゃったのは、漂白剤で落とすことができます。
ただ、使用する際には注意が必要ですよ。(‘ω’)ノ
まず、洗濯物の取り扱い表示を見てください。
「エンソサラン」の項目が×になっていない洗濯物の場合は、キッチンハイターのような塩素系漂白剤を使って落とすことができます。
50度以上のお湯に塩素系漂白剤と洗濯物を入れて、1時間ほどつけおきすすぐことで手軽に落とすことが出来ます。
でも、「エンソサラン」の項目が×になっていたり、色や柄のある布の場合は塩素系漂白剤の使用は絶対にやめましょう。せっかくの色柄が落ちてしまいます。((+_+))
色や柄のある布や、取り扱い表示の「エンソサラン」が×になっている場合には、粉末タイプの酸素系漂白剤を使用しましょう。
酸素系漂白剤の使い方は、50度以上のお湯に粉末タイプの酸素系漂白剤を染み抜きの分量目安分溶かし、洗濯物を入れて1時間から2時間入れてすすぎましょう。
注意したいのが、酸素系漂白剤は、粉末タイプと液体タイプがありますが、液体タイプは効果が弱いです。なので、粉末タイプを使いましょうね。
丈夫な麻や綿の場合は、酸素系漂白剤と水を鍋に入れて煮洗いすると、すっきり綺麗になっちゃいます!
ただし、化学繊維は煮洗いできないのでつけおき洗いをしてくださいね(‘ω’)ノ
まとめ
洗濯物が突然ピンクになったら焦っちゃいますよね(;^ω^)
洗濯物がピンクに変色してしまっても、漂白剤の力を借りて対処できますが、ちょっとしたひと手間でピンクに変色することを防げるので、予防策をしっかりとって気持ちよく生活できるのと良いですね( *´艸`)