厳しい寒さが続きますね。
年も明けた事ですし寒さが過ぎ去る事を祈るばかりです。
さて、年賀状を様々な諸事情により
出す事ができなかった方もいらっしゃいますよね。
その際は寒中見舞いが一般的ですが
寒中見舞いの時期や、過ぎてしまった場合の対応や
また年賀状でもよいのか?という疑問がありますよね。
今回はそちらについてまとめましたので
ぜひ参考にして下さいね。
寒中見舞いの時期はいつからいつまで?
● 松明けの1月8日から出してOK
● 1月の下旬までには届くようにする
このように認識しておく事が一番おすすめです。
本来、寒中見舞いは「寒の入り」から「立春の前日」までに出します。
2017年の「寒の入り」は1月5日~2月2日です。
そして「立春」は2月3日となっています。
ですので2017年の寒中見舞いは1月5日~2月2日ころ
までに出せばよいという事になります。
ですが、「寒の入り」の時期も年によって違いますので
一般的な認識としては「松の内を過ぎてから立春までに届くよう出す」
という風に認識もされているんですね。
で、この「松の内を過ぎてから」というのは「松明け」とも
表現されますが1月7日以降になります。
その為、1月7日以前に寒中見舞いが届くと
「え?早すぎない?」と感じる方も多いそうです。
また、「立春」も年によって何日かずれますし
「立春の前日」までに届けばいいのですが
ギリギリに出すのもバタバタとしてしまいますからね。
ですので目安としては
● 松明けの1月8日から出してOK
● 1月の下旬までには届くようにする
このような認識が一番おすすめです。
これでしたら年によって「寒の入り」や「寒明け」が
ズレたとしても、万年気にせず出せる時期になります。
寒中見舞いの時期が過ぎたらどうしよう?
全く慌てる必要はありません。
2月末まで「余寒見舞い」というものがありますので
こちらで対応する事ができます。
立春を過ぎてから(2月3日)から2月末までの
季節のご挨拶状は「余寒見舞い」になります。
もしくは、普通に背景・敬具を使って
ご挨拶やご報告をしても問題はないですね。
余寒見舞いの場合は年賀状ではなく梅の花などか印刷された
ハガキや一般的な封書などを使用して下さい。
「余寒お見舞い申し上げます」と印刷でも手書きでもOKです。
あとは、以下のような言葉を一言添えて出しましょう。
● 寒さを気遣う言葉
● 自分の近況報告
これらが添えられていればグッジョブです。
そもそも、色々と「暑中見舞い」や「残暑見舞い」ありますが
どれも相手の体調や安否を気遣う想いが伝わればいいのです。
普段からのお付き合いや頂いたお手紙に対する
お礼であったり、お返事やご挨拶として出すお手紙なので
そんなに完璧でなくても良いのです。
ですので、過ぎてしまったと慌てたり
形式的なことにこだわり過ぎる必要はありません。
「想い」が伝わればOKですよ。
こちらでどんな余寒見舞いがあるのか参考にできます。
こちらから購入する事も可能です。
寒中見舞いの時期に年賀状で出していいの?
これはNOです。
年賀はがきには「年賀」と書かれています。
喪中であってもそうでなくても
「年賀」の時期でないのに「年賀」と書かれているのは
色々と矛盾というかみっともないのでやめましょう。
年賀状と寒中見舞いの時期はとても近いので
● 年賀状を出せない場合の代用であったり
● 余りの年賀状でいいじゃないの?
という認識を持った方はとても多いのですが
元々の趣旨が全く別のものなんですね。
ですので、封書でもハガキでもどちらでもOKですし
「寒さを気遣う言葉」があれば寒中見舞いになりますので
年賀状を代用する事だけはやめましょう。
通常ハガキで出せば問題ありません。
「寒中見舞い申し上げます」と手書きでも印刷でも書き
● 寒さを気遣う言葉
● 近況報告
などが添えられていれば問題ないでしょう。
恐らく近所の郵便局などに「寒中見舞い用のハガキ」などは
あまり置かれていないと思われます。
ですので、こちらから購入することも可能です。
またお金をかけたくない場合は
こちらからどんな寒中見舞いが良いのか参考にできます。
参考にしてご自分で作成すれば問題ないでしょう。
こちらもあまり形式にこだわらず
「想い」が伝われば良いので神経質に
なりすぎないようにしてくださいね。
まとめ
寒中見舞いの時期は2017年は1月5日~2月2日ですが
● 松明けの1月8日から出してOK
● 1月の下旬までには届くようにする
この認識が一番おすすめですよ。
また寒中見舞いの時期が過ぎてしまっても
立春を過ぎてから(2月3日)から2月末までは
「余寒見舞い」がありますのでこちらで対応しましょう。
そして、寒中見舞いも余寒見舞いも
年賀状ではなく通常ハガキなどを使用して下さいね。
余寒見舞いの場合は「~見舞い」の形式でなくても
拝啓・敬具でご報告をしても大丈夫ですよ。
どちらにしても、あまり形式にこだわらず
相手の体調や安否を気遣う想い伝わればいいのです。
色々気にしすぎないようにしてくださいね。