敬老の日を迎えるにあたって、改めてデイサービスを利用されている方にメッセージを!と思っても、メッセージに改まって何を書いたらいいか分からない…なんてこと、ありませんか?

 

確かに、「敬老の日、おめでとうございます」まではかけても、「いつまでもお元気でいてください」だけだと味気ない。

 

でも、何をみんな書いてるの?書くことある?って、ちょっとパニックになっちゃいますよね(;^ω^)

 

デイサービスは職員と利用者の関わりがすごく深いので、普段の関わりの中でその方との特別なエピソードを探してみると書きやすいですよ(‘ω’)ノ

敬老の日のメッセージカードをデイサービス職員から!

●男性利用者様へのメッセージ
「〇〇さんになかなか勝てませんが、これからも囲碁のお手合わせ、ぜひお願いいたします!」

 

「リハビリに熱心に励まれている○○さんに、こちらもいつもパワーを頂いています!暖かくなったら、庭まで歩いて一緒に○○さんのお好きなコーヒーを飲みましょうね!」

 

「男子料理部でエプロンをつけて魚をさばかれる○○さん!めっちゃかっこいいです!これからも豪快な男の料理、期待しています!」

 

「〇〇〇(施設名)の石原裕次郎!いつも素敵な美声に女性陣は酔いしれていますよー!○○さんのカラオケ、楽しみにしています!」

 

「夏祭りでノンアルコールビールを、“うまいなー”と美味しそうに飲まれていた○○さん!次は忘年会でお出ししますからね!一緒に一杯飲みましょう!」

 

●女性利用者様へのメッセージ
「〇〇さんがいつも庭を綺麗にしてくださるおかげで、〇〇〇(施設名)がとっても花いっぱいで明るい雰囲気になりました!季節のお花の植え替え、とっても助かっています!」

 

「長年培われてきたお裁縫で、とっても素敵な刺繍作品が出来ていますね!今度の文化会館での展示会への出品、とっても楽しみにしています!またデイの雑巾縫い、お手伝いお願いします!」

 

「お買い物上手な○○さん、次の買い物でもお買い物術を伝授ください!新鮮な魚の見分け方、とっても勉強になりました!」

 

「いつも入浴剤の香りを楽しんで下さり、選んでる私たちもとっても嬉しくなります!また、○○さんご希望の香りがありましたら、おっしゃってくださいね!」

 

「〇〇さんの詩吟にいつも惚れ惚れしてしまいます!夏祭りのステージ、堂々としたお着物姿での圧巻の詩吟、とっても素敵でしたよ!」

敬老の日の一言メッセージを書くポイントと注意点

デイサービスに通っておられる利用者様は、介護予防やリハビリを頑張るために来られていたり、人とのお話、食事、入浴を楽しみに来られている方が多くいらっしゃいます(‘ω’)ノ

 

そのデイサービスでの活動のほとんどが職員との関わりが強く、職員だからこそ分かち合える濃厚エピソードって結構あったりしませんか?

 

そういったところに着目して、お一人お一人の利用者様に対してメッセージを考えると作りやすいです!(^^)!

 

その時に、「これからもがんばるぞ」とか「これからもここに通いたいな」と思えるような、意欲的な気持ちを引き出せるようなメッセージになるよう「これからも」とか、「ありがとう」といった気持ちを書くといいですよ(*^_^*)

 

利用者の中には、ご自分が長年培われてきた知識や技術を、人に教えたいという気持ちを持っておられる方も多くいらっしゃいます。

 

こちらが利用者様に教えて頂いている、そして助けてもらっているということを、感謝の気持ちと一緒に伝えることで、利用者様にも「デイサービスへ通う目的・楽しみ」となっていただけます。

 

そんな気持ちを伝えるのに、敬老の日はまさに絶好の機会ですよ!

 

メッセージを書く際には、いくら中のいい利用者の方でも、敬意をもって丁寧な言葉づかいで書くようにしましょう。

 

面白く冗談を交えながら書くと、利用者様と職員の間ではそれで通用するかもしれません。

 

でもそのメッセージを持ち帰った時に、その関係性が分からないご家族がパッとメッセージを目にすると、誤解が生じてしまいます。

 

ご家族との信頼関係が崩れてしまうことにもつながってしまうので、親しき中にも礼儀ありです。

丁寧な言葉で、気持ちを伝えるようにしましょうね!

 

そして、老人扱いするようなメッセージも失礼に値します。

「おじいちゃん、おばあちゃん」なんて絶対にダメですよ!!

敬老の日のメッセージカードを施設で作るのにおすすめは?

メッセージカードを開くと、立体的なお花が飛び出してくるメッセージカードになっています。

① 画用紙に丸の形を書き、切り抜く。

② 丸を半分に折って、更に半分に折り、もう一つ半分に折る。

③ 折ったまま広がっている方の角を丸くするようにして、花びらの線を書き切る。

④ 開いて横に入った線を山折りに、その上下のクロスしている線を谷折りになるように折り、ハートの形にする。

⑤ 別のカードの台紙になる画用紙を半分に折る。

⑥ ハートの両面下部分にボンドをつけ、台紙になる画用紙の真ん中に、台紙を折って挟むように貼って出来上がり!

職員さんで分担して、人数分を作ってしまうと楽ちんです。

これなら一言メッセージを書くだけで良いですし、見栄えも素敵なので敬老の日にぴったりですね!

ミニブックの形になっていて、4面に色々かけたり飾ったり出来るようになっています!

① 裏面が柄の紙の無地面を、横向きにして横半分に折る。

② 開いて縦向きにし、柄面を表にして下1cmを折ったら裏表返し。横向きにして、下の辺と右の辺を合せ折る。

③ 広げて上の辺と右の辺を合せて折って開き、クロスの真ん中を中心に縦折り。

④ 輪を上に縦向きにし、屏風だたみにしたら、柄面を上下2mm出して折る。

⑤ 無地面にして横向きに開き、右から二つ目の山折りに合わせて右に折り、下と上の角を内に折り開く。

⑥ 裏表返し、下から真ん中まで折りあげ、左から4つ目の縦の谷折り線まで折る。

⑦ 同じところまで、上から真ん中まで下に折り、紙を開く。

⑧ 右から一つ目の縦線を山折りし、上下を真ん中に向かって折る。

⑨ 右を上にして縦向きにし、下の斜めの折り線に合わせて箱の形にする。

⑩ 裏返して真ん中の端をつまんで、畳む。

⑪ 5mmずらして半分に折る。反対側も同じように折る。

⑫ 両側の表紙を内側にして折り込み出来上がり!

A4の紙、一枚で折れちゃうので便利ですね!

まとめ

デイサービスに通っておられる高齢者の方はとても多いかと思いますが、どれも一緒のメッセージよりも、1人1人のことを考えながら書いたメッセージの方が絶対に喜ばれます!
普段の関わりで一緒に過ごして楽しいなと思える瞬間を思い出して書いてみてくださいね!
「敬老の日」は老人を敬う日です。敬う気持ちを持って、素敵なメッセージにしましょう(*^_^*)